
ポスティングというと徒歩で行うのが一般的ですが、原付バイク(スクーター)でもポスティングする事は問題なく可能です。バイクでのポスティングの最大のメリットは徒歩と比べて肉体的な疲労をかなり軽減できる点です。ただ、一方でやはりデメリットもいくつかあります。実際にバイクでポスティングしてみて、徒歩でのポスティングと比べてどれくら楽なのか、早く配布できるのかなどメリット・デメリットをご紹介したいと思います。
目次
原付バイクでのポスティング
原付バイクでポスティングする場合についてですが、どんなバイクでも可能というわけではなく必要最低限選択すべきバイクの種類があります。まずはバイクの選択(どの種類のバイクがポスティングに向いているか?)についてご紹介したいと思います。
バイクでポスティングする際のバイクの種類は?
バイクでポスティングする場合は50ccの原付一種及び125ccの原付二種のスクータータイプがおすすめです。但し、排ガス規制の強化により2025年10月末にて50ccの原付バイクは生産終了となりましたので購入するのであれば中古車のみとなります。
今までの50ccの原付一種が無くなる代わりに、最高出力が4.0kw以下の125ccバイクが原付免許や普通自動車免許で運転可能となり以下の通りとなります。⇒詳しくは『日本自動車工業会』参照ください。
| 原付一種 | 原付二種 | |
| 排気量 | 50cc超~125cc以下 | 50cc超~125cc以下 |
| 最高出力 | 4.0kw以下 | 4.0kw超 |
| 最高速度 | 30キロ以下 | 60キロ以下 |
| 二段階右折 | 要 | 不要 |
| 最大積載量 | 30キロ | 60キロ |
| 二人乗り | 不可 | 可能 |
| 原付免許での運転 | 可能 | 不可 |

郵便局でハガキなどの配達に主に使われているカブ(右図)などのバイクなどでも勿論ポスティングは可能なのですが座席下の荷物入れであるメットインスペースがありませんのでバイクの後ろの荷台に収納ボックスを付けてそこにチラシを入れる必要があります。
但し、そうするとチラシの荷重がバイクの後輪に集中して安定感が悪くバイクを停めた際に転倒してしまう可能性があります。
仮に終日ポスティングをする場合などは数千枚を配布する場合もありますのでチラシの総重量は20キロ~30キロにもなります。メットインタイプのバイクであればバイクの中央(座席の下)に位置するメットインの中と後部に設置した収納ボックスに分けて載せる事が可能ですのでバイクを停めた時にバランスが良く、倒れる心配がないのとメットインがある分、より多くのチラシを積めますのでスクータータイプのバイクの方がポスティングにはおすすめとなります。
ポスティングにおススメのバイクの排気量は?
バイクでポスティングする際には50ccもしくは125ccのスクータータイプではどちらでもポスティングは可能ですがどちらがよりおすすめかと言うと個人的には125ccの方がおすすめです。理由は以下の通りとなります。※上記にてご説明した通り2025年11月からは排ガス規制の為、50ccタイプは中古車のみとなります。
メットインスペースが広い
最大積載量が2倍の60kg
制限速度が60キロ
二段階右折が不要
メットインスペースが広い
バイクでポスティングをする場合はどうしてもチラシを積むスペースが必要となります。バイクで荷物を置けるスペースは座席下のメットインスペースとなりますが50ccの場合は大体20リットル程度なのに対して125ccのバイクですと35リットル程度と1.5倍程度広くなっています。一日2-3時間程度で1,000~2,000枚程度の配布であれば20リットルの容量でも問題ありませんが終日配布する場合などであればチラシを沢山入れられるスペースが必要となります。
下記の画像はホンダのリード125ccのメットインスペースと後部の荷台に取り付けた収納ボックスとなります。メットインスペースと後部荷台のそれぞれにA4サイズ(画像の白い紙)チラシが2,000枚とA5サイズ(画像の黄色い紙)が1,000枚ずつ入ります(メットイン3千部+後部荷台3千部の合計6,000部積載可能)。



最大積載量が2倍の60キロ
バイクの積載量は50ccバイクが30キロ、125ccは60キロ(新制度の125cc4.0kw以下バイクは30キロ)となります。一般的な厚みのA4サイズのチラシ1,000部での重さは約7キロとなります。仮に3種類のチラシを各2,000枚(合計6,000枚)を一日で配布する場合は約42キロとなります。終日ポスティングを行っていくという事をお考えであれば125ccの方がベターと言えます。
制限速度が60キロ
家から近場でのポスティングという事であれば移動距離も短いので問題ないかと思いますが50ccバイクの制限速度は30キロですので多少遠くまで移動してポスティングを行うのであれば制限速度が60キロの125ccがおすすめです。他にも50ccバイクですと2車線以上は二段階右折が必要や大きな橋などの場合は通行制限などもありますので移動に不便が生じます。
原付バイクでポスティングを行う場合のメリット・デメリット
続いては徒歩でポスティングを行う場合と比べて、バイクでポスティングを行うメリット・デメリットについてご紹介をしたいと思います。バイクでポスティングを行う前は圧倒的に速くて楽というイメージがあるかと思いますが実は意外とそうでもありません。
ガソリン代他費用がかかる
原付バイクでポスティングをする際にまずデメリットの一つとも言えるのがコストがかかるという事です。バイク本体を購入するのであれば中古車でも50ccで5~10万円、125ccで10~20万円程かかります。また、当然ですがガソリン・オイル・タイヤなどの費用も掛かってきます。ガソリン代は一日200-300円程度かと思いますので歩いてポスティングする場合には喉が渇くので飲料代がかかる事を考えるとガソリン代は余り大きな問題ではありませんがやはりバイク本体の購入代金は大きいです。
ポスティングの速さは徒歩の場合と比べて約1.3倍
バイクでポスティングをする場合は徒歩と比べると2倍位のスピードで配布できるのでは?と思われるかもしれませんが実はあまり早くなく、徒歩と比べておおよそ1.2~1.3倍程度になるかと思います(歩きよりは多少早く配布できる程度)。
理由は配布するエリアなどにもよるかと思いますが、バイクでポスティングをすると言っても結構乗り降りが頻繁でバイクに乗ったまま配布できるわけではないからです。
ポストが道路に面していればバイクに乗ったまま配布できるのですがポストが奥まった場所にあったり、もしくは一方通行の道であったりすると都度バイクから降りてポスティングする必要があります。これは郵便局員さんが頻繁に乗り降りしているのを思い出してもらえれば容易に想像がつくかと思います。
因みに、ほぼ同じエリア(全世帯の内、マンション3-4割・戸建て6-7割のエリア)でバイクと徒歩で4時間配布した時のそれぞれの歩いた歩数を調べたところ、徒歩での配布は約20,500歩、バイクも同じ4時間の配布で約6,500歩でした。バイクでのポスティングは、徒歩で配布する場合の1/3程度の歩数となる事がわかります。勿論、東京都内や大阪市内で殆ど戸建てがなくマンションが7割以上と言ったエリアでのポスティングであれば殆ど歩く必要がなくなりますのでもっと歩数は少なくなります。
体力的疲労度は徒歩の3割程度に抑えられる
費用もかかるし、配布できる速度もそこまで早くならないバイクでのポスティングですがバイクでポスティングを行う最大のメリットはやはりなんと言っても体力的に楽という事につきます。
先ほど述べたように乗り降りをする事は非常に多いのですがバイクに乗っている間は足は休めておりますので疲労は殆ど蓄積しません。個人的には徒歩で終日ポスティングをする場合と比べてバイクでのポスティングの場合の疲労度は3割程度のイメージです。毎日ポスティングを長時間行っていこうと考えているのであればやはりバイクの方が圧倒的におすすめです。
以上バイクでポスティングを行った場合についてのご紹介でした。チラシの重量がありますのでバイクが多少不安定になったりもしますのでくれぐれも運転にはご注意下さい。また停車時にはサイドスタンドを使用するかと思いますが少しでも斜めになった道路であればチラシの重さによりバイクが停車時に転倒してしまう可能性もありますので十分に停車位置にはお気を付けください。
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