
ポスティングと言えばチラシで新規のお客様をお店に来店頂く為の『集客ツール』としてのイメージが強いかもしれませんが、『求人募集のチラシ広告』としてでもよくご利用頂いております。求人と言えばネット掲載が一般的かと思いますが、反響は多いけども実際に採用にまで中々至らないという声もよく聞きます。ポスティングもどんな業種にでも効果的かというといくつか条件があるのも事実です。どんなケースでより効果が高いのかご紹介させて頂きます。
求人はどの企業にもついて回る問題かと思います。特に現在は売り手市場で人財の確保に頭を悩ませている経営者の方も多いのではないでしょうか?
一般的に求人と言えばネットに掲載をして行うのが多いかと思います。よほど競合他社などと比べて好条件で直ぐに採用につながる場合もあるかもしれませんが、ネットの場合は多くの求人内容を閲覧でき、他社と比較が容易な事もある為に選択肢が多くなり中々採用まで至り難いという声もよく聞きます。
ポスティングでの求人はネットの場合とはいくつか条件が異なる為、条件を満たしていればネットでの求人以上に効果を得られる場合もあります。
目次
ポスティングで効果的な求人募集の条件
ポスティングでの求人を行う場合には以下の条件であればより効果と言えます。詳しくご紹介してまいります。
採用人数が少ない
ポスティングで求人の募集を行う場合は若干名程度の採用の場合の方が効果的です。10名以上など採用したい人数が増えれば増えるほど対象エリアを広げないといけなくなりますので、かなり広範囲に多くのチラシを配布する必要ができています。そうするとコストもどんどんと高くなってしまいますので一定の価格で広範囲に求人を行えるネットの方が効果的と言えます。
パートスタッフなどの募集
ポスティングでの求人で行うのに効果的な条件の一つが雇用条件です。正社員がダメというワケではないのですが、正社員で求人を探している方というのはパートなど一時雇用と比べると絶対数が少なくなります。ポスティングは勤務先の店舗や会社の周辺に配布させて頂く事が多くなりますので配布する部数も数千~1、2万部程度までというケースが多く、できるだけ対象となる人を多くする為にもパートの方の募集の方が効果が高くなります。
対象とする年齢が高め
ポスティングで求人を行う場合は年齢層が高めの方も対象に含める方がより効果が高くなります。先ほど述べた通り、パートなど一時雇用であるため比較的高齢の方でもチラシを見てお問合せを頂く事も多くなります。また若い世代の方はネットでの隙間バイトなども最近では非常に利用率が高いですが、年齢層が高い方には紙媒体も非常に有効となります。
まとめ
ポスティングでの求人の場合は勤務先となる店舗や会社の周辺に求人チラシを配布させて頂くので、勤務先から家までの距離が近くフルタイムではない形での求人を探されている、例えばお子さんがまだ小さく正社員では難しい方や、ご定年後に週に何日かはまだまだ働きたいという方などを対象とされるのが最も効果的となります。
ポスティングでの求人を行う場合の流れ
ポスティングでは求人募集を行う場合に必要なのが、チラシ・印刷・配布となりますがチラシの作成についてはネット上に無料で利用できる雛形が沢山ありますので基本的にそちらで、雇用条件や店舗などの画像の入力を行えば十分利用できます。
実際、求人募集では雛形をベースに作成されているお客様も多数いらっしゃいます。集客でのポスティングの場合ですと、競合他社のチラシも多い為にできるだけ目立たせる事も重要となり、チラシの内容をより詳しく表現する必要も出てきますが、求人でのチラシ作成の場合は基本的には雇用条件がもっと重要なところとなりますので自社で完結する事も十分可能です。
因みに、無料の雛形のサイトも多数ありますが事務用品のアスクルさんは特に多数の雛形があり、且つ全てパワーポイントですのでチラシ作成も簡単にできますのでおすすめです。
チラシの作成が出来てしまえば、ポスティングを行っているネット印刷会社や逆に印刷も行っているポスティング会社が多数ありますので、作成したチラシデータを送れば印刷やポスティングを行ってもらえます(勿論、印刷会社に印刷のみ行ってもらい自社で配布する事も可能です)。
ポスティンングにかかる費用
次にポスティングで求人を行う場合の費用ですが、これはチラシの枚数によりますがご依頼頂く枚数としては5千枚位から多くて2万枚程度というのが多いです。市街地や郊外地によりますが、自社から自転車での通勤エリア程度を配布エリアと考えるのがおすすめです。
余り遠方になり過ぎると反響も落ちますし何よりも費用が高くついてしまいますので2万部程度までで検討してみるのがおすすめです。
以上、効果的なポスティングでの求人募集の進め方についてのご紹介となります。