時々ポスティングって本当に効果があるの?と聞かれるときがありますが、少なくともデリバリー・不動産・整骨院・塾・買取業・水道修理・ハウスクリーニング・塗装業ではポスティングの効果はあります。
というのも上記業種は毎月~3か月に一度は配布させて頂く事が多い業種で、長いところは5年以上毎月配布させて頂いているところもございます。
よって、もし上記業種でポスティングの効果が無い場合は以下3つを確認する事が必要となります。
1. そもそもポスティングの効果設定が正しくない
ポスティングの反響が多ければ多い程良いのは当たり前ですが、当然100%の反響率というのはどれだけ魅力的な商品やサービスでも無理ですので、100枚に1件の反響でよしとするのか、1000枚に1件なのかを決める事が必要です。
ポスティングで効果がある状態というのはチラシを配布する事で御社に利益をもたらす状態ですので、比較的簡単に御社の最低反響率を決める事が可能です。
ポスティングを行うためにかかる費用は基本的に印刷代+配布代でおおよそ1枚当たり@6円位になるかと思います。
仮に1件の反響につき1000円の利益につながるのであれば・・・
2000円÷6円=333.33
つまり330枚ポスティングして1件反響があればトントンという事になります。しかも、これはリピート無しの業種の場合です。塾や美容室や飲食店などはリピート商売となりますので、仮に1件の反響あったお客さんがリピート客となり年平均3回訪問してくれるとすれば、チラシの反響からの利益は年間6000円となり・・・
6000円÷6円=1000
つまり1000枚のポスティングで1件の反響であっても年間通じでればトントンとなり、且つ2年目以降もリピート客として定着すればコストゼロで利益だけが残りますのでポスティングの効果のある最低反響率と言えますので同反響率を下回らない限り配布し続ける方が得策です。
2. ポスティングするチラシの内容に魅力が無い
ポスティングは上記述べた業種であれば効果が得やすいだけに、競合が多いのも事実です。特に不動産・デリバリー・整骨院業というのは多いだけに、ただ配布するだけでは反響率があがりません。いかに同業他社よりチラシを魅力的に見せるかという事が重要です。
逆に一度作りこんでしまえばあとは大きく変更する必要もなく、毎月同じチラシを配布していればチラシによる知名度もあがり反響率アップにもつながります。いつもよく見る同業他社のチラシがあれば、間違いなく反響が取れている証拠でもあるので、同チラシを研究するのが近道と言えます。
3. ポスティング会社を変えてみる
上記1と2はやれてるが尚、ポスティングの効果が悪いという場合はポスティング会社を変えてみましょう。
良いポスティング会社を選ぶポイントは私が言うのもなんですが、使ってみる以外の方法があまりありません。配布の料金が安いから高いから、人が良いから、HPがしっかりしているから、報告がしっかりしているから、業歴が長いからなど見極める参考にはなりますが絶対ではありません。
やはり一番簡単で確実なのは使ってみて判断するというのがベストです。
まとめ
最初に明記した業種以外でも勿論ポスティングでの効果は十分に期待できます。ただ、需要頻度がそこまで頻繁ではなく半年ごとに配布すれば十分な場合や、3月の新年度シーズンに配布すれば効果的だが他時期では効果が低いという場合もあるかと思いますので、まずは1の御社のポスティングの効果値をお決め頂くと良いかと思います。