
ポスティング屋の私が「ポスティングは外注で良い」と言ったところで・・・という話ですが、ある程度お客さんが付いてきてバタバタしだしたらやはりポスティングはご自身でやるよりも外注をお勧めします。ただ、外注して頂くのは勿論ポスティングを生業にしていますので嬉しいに決まっていますが、忙しいと丸投げに近くなってしまいますがそれは良くない(というか絶対やめた方が良い)です。
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1. ポスティングを外注にする分岐点
商売を始めた時に最も手っ取り早い集客方法がチラシの配布だと思います。勿論、資金にある程度ゆとりがあるのであれば幾らでも最初からポスティングを外注すればよいと思うのですが大抵はそうではないかと思います。また、チラシを配布すればすぐに集客ができて外注費用も賄えると考えがちですが実際はそうではなりません。
特に初めてチラシを作成して配布する場合はよほど良いチラシの造りでないとそうそう良い反響が出るものではありません。ポストを覗けば分かります通り、それこそ多種多様な業種のチラシが毎日相当数ポスティングされているので当たり前かもしれません。
オープン当初はある程度時間もある事だと思いますので、集客ターゲットエリアがお店周辺程度で、一日1時間でも時間が作れるので自社撒きが良いかと思います。1時間でもある程度の住宅街とかであれば300枚程度は配布が出来ますので1か月あれば1万部程度が配布できますので店舗周辺の徒歩圏内であればそれだけでカバーできます。配布について詳しくは『ポスティングで一日でどれくらい配布できるのか?』をご参照下さい。
また、その間にチラシの反響率を確認する事も必要です。例えば半月で5000部配布した時点で反響が思ったほど伸びなければチラシに改善が必要です。基本的に同業他社で繁盛しているチラシを参考に作り直してみるというのが最も手っ取り早い手立てです。この際に1000部や2000部配布した所で作り直さない事です。やはりある程度少なくとも5000~1万部程度は配布してみないと本当にチラシの反響がどうかというのがわかり難くなります。
2-3か月も続ければ数回作りなおしてある程度チラシの反響率というのもつかめてくるかと思いますので、そこである程度見込める程度の反響がチラシでとれる状態になっていれば、そこで初めてポスティング業者に外注する事をお勧めします。
2. ポスティングを外注した後の注意点
自分で配布していた時はある程度時間もあったという事もあるかと思いますが、外注にしてしまうと途端にポスティング業者任せになってしまうケースがありますがそれはよろしくありません。ポスティングはお店の集客を担う最前線ですのでやはり外注にしたあとも管理が必要です。
2-1. エリアは自社で決める
通常ポスティング業者に依頼する際は、町名指定などを行う場合が多いです。例えば店舗周辺のA町、B町、C町に配ってもらう等。通常町ごとの配布部数表というものが業者からもらえますので例えば5000部配布するのであれば大よそ5000部になるように町名を選ぶわけですが、めんどくさいというのもあるかと思いますが店舗の近くに5000部というような依頼をすると、業者によっては配布しやすい町名(マンションが特に多いエリア等)を優先的に配布するケースがあります(業者選定については「ポスティング業者の選び方のコツ」をご参照ください)。マンションはやはり配布がしやすいので多くのチラシが投函されるという事もあり一般的には戸建てより反響率が落ちますのでやはり町名は自社で選ぶべきです。
2-2. 反響率は毎回確認する
大切なのはチラシの反響率です。最初に自社で配布していた経験がここで生きるのですが、自社で配布していたころと比べると極端に反響率が落ちているという事であればチラシがちゃんと配布されていない(場合によっては捨てられている)可能性があります。
季節やエリアなどによって多少の反響率の違いは出てくるかと思いますが明らかに反響率が落ちている場合などは他の業者を使ってみることをお勧めします。それでも反響率が変わらない(悪いまま)であればチラシデザインの変更を検討するという対策が見えてきます。
3. まとめ
ポスティングで集客をしている限りはやはり自社でやるには限界がありますので順調に推移していけば必ず外注が必要になってくるかと思います。ただ残念ながらこのポスティング業者(こういう取り組みをしている業者)は良いという事はなく、結局は古典的ですが使い比べというのが必要になってくるかと思います。
特に付き合い初めというのはどういう業者か分かりませんのでやはり任せきりにならないことが継続してチラシ集客を行える秘訣かと思います。
大阪でのポスティングをお考えなら、どうぞお気軽に他社様とご比較下さいませ。お見積りはこちら