
どうせチラシを作るのであれば反響の良いチラシを作りたいものですが中々簡単ではありません。ただ事実としてチラシを毎月配布してコンスタントに集客が取れているチラシも多数あります。では一体反響の良いチラシとあまりよくないチラシとは何が違うのでしょうか?根本的にはある一つの事が決定的に違います。
1. 良いチラシに共通しているのは攻める姿勢
毎月数えきれないほどのチラシを拝見しますが良いチラシに共通して言えることは「攻めのチラシ」である事です。チラシの出来映えのパターンで言うと大体3パターン位に分けられます。
①いまいち内容が伝わらない
文字が小さかったり、画像が無かったりもしくは商品が多すぎてどれを進めているのか分からなかったり。もしくはAというものを求めているのにBという商品をチラシで押していたり。これはチラシに限らず店頭看板などでもA料理専門店とあるのに全然違うB料理ランチ始めました。とかC料理もありますなど色々と勧めたいがあまりに結局何が一番おススメなのか分からなくなってしまっているケース。これは非常に反響が厳しいので早急に手直しが必要です。
②内容は伝わるが受け身のチラシ
①のケースは流石にそうそう多くはありませんが、②のケースは比較的多いです。というか普通にチラシを作れば②のケースになる事が多いかと思います。例えば一般的な飲食屋さんのメニューチラシは普通に商品が並べてあって料金が分かる。必要な時に電話して下さいという受け身のチラシになっています。周りに競合他社が少ない場合などはこれでも十分良いかと思いますがそうでないならやはり攻めたチラシに改善が必要です。
③内容が伝わりやすく且つ攻めのチラシ
②のチラシでも集客は確実に取れるのですがより反響の良いチラシにするにはやはり攻めが必要です。攻めというとぼんやりしてますが、率直に言うとオーバーなチラシです。冷静に見ると『ホンマかいな!?』と言いたくなりますがやはりチラシで気を引いてもらうには多少オーバーに作る必要があります。
例えば②の飲食のチラシですが、やはりチラシ集客を主戦場としているデリバリーピザなどのチラシは攻めの姿勢が強いです。通常商品表はピザのチーズが伸びに伸びて、キジもサクサクだったフワフワだったりちょっとよだれが出そうになります。が、実際本当にあんなに伸びたりサクサクだったりするかは二の次なのです。牛丼のCMなども良く見ますがフーハフーハ言いながらアツアツの牛同をものすごくおいしそうに食べていますが実際あんな方(お客)は私は見たことがありません。でも良いのです。
極端にいうとチラシの役割は見てもらった時に、如何においしそう・サービスが良さそう・商品が良さそうと思ってもらうかだけなのです。良いチラシはそれが徹底されています。
2. 良いチラシを作るには多少不真面目に
良いチラシを作るには多少大げさなつくりなる事は否めません。例えば【日本一うまい】とか【日本一親切】というのも冷静に考えるととっても大げさで真面目な方だとチラシにこの様な文言を入れるのは難しいかと思いますので不真面目さが必要になります。
【そんな大げさな事をしなくてもお客さんはわかってくれる】と言いたい気持ちも分かりますが殆どのお客さんは本当の技術やサービスは実際にそれを受けて見ないとわかりませんので結局はチラシで書いている事でしか判断できません。中身が伴っておらず営業だけが先行している会社にお客様を取られているという事もよく聞く話です。中身も良く営業も良ければ鬼に金棒なのに真面目が故に営業では負けてしまうという思いがあればちょっと不真面目になって良いチラシ(ちょっと大げさ目)を作ってみましょう。
実際、CMをちょっと思い出しただけでも大げさのオンパレード(と言っても過言ではない)と言えます。その薬ホンマにそんなに効くの?そのゲームそんなに家族でワイワイ楽しめる位面白い?など冷静になれば突っ込みどころは満載ですが実際商品・サービスを見た瞬間は良さそうに感じられます。
チラシも全く一緒で良さそうに見せる事が重要です。CMと異なる部分は自分でつくるかどうかです。やはり自分でチラシを作ると抑え気味になってしまうのでCMをイメージしながら「これくらいの大げさ加減なら大丈夫」と考えながら作るとより良いチラシに仕上がります。
3. まとめ
以前ある業界でお世話になった時、数百社の社長様にお会いしお話させて頂いた時にもチラシを沢山拝見させて頂きましたが売上が良い会社様はすべてオーバー気味のチラシでした(チラシだけ見ると日本一の会社が沢山ありました)。勿論、中身が伴わず売上上げるだけの会社であれば問題ですが、実際に中身もしっかりしていればそこらの訪販会社に食い物にされるよりよっぽど良いです。
また、残念な事にあまり売上が芳しくない会社の方でも技術はしっかりしているという会社も沢山ありました。ただ残念な事に営業がうまくないという事でうまみの少ない下請けしか術がないとい現状でした。是非ともこういう方にはちょっと思い切って良いチラシづくり(多少オーバー目)をして営業アップにつなげていって頂ければと思います。
大阪でのポスティングをお考えなら、どうぞお気軽に他社様とご比較下さいませ。お見積りはこちら