
集客方法と言えばCM、チラシ、HP位が主だったものでむしろそれ以外にあるの?と思われるかもしれませんが意外と細かく見ていくと色々上がってきます。集客力という意味ではあまり大きな効果が無いものもありますが、逆に低コストで行えるものも(面倒と思う事もあります)沢山あります。今回は15個の集客方法をご紹介させて頂きますので、使えそうなものがあれば取り組んで頂ければと思います。
目次 この記事の見出し一覧
1.チラシ集客(1万円程度~)
作成したチラシを各住宅に配布をする【ポスティング】もしくは新聞などに折り込んで配布する【折り込み】の2パターンになります。ある程度商圏が狭い店舗経営であれば前者、大阪府全域が商圏や大規模なイベントなどで短期間で多くの人に告知したい場合は後者が向いています。ある程度パソコンが使えれば広告作成の無料フォーマットも大量にありますので、無料で作成しプリントパックなどのネット印刷会社を使えば非常に安価に集客ができます。
2. テレビCM(100万円程度~)
テレビCMは視聴率や広告の制作費用などもあるので金額などは青天井ですが、とりあえずCMだけを流してみたいという事であればローカル局で制作費も落として取り組めば100万円程度でも収まるケースもあるようですが(実際熊本の深夜枠で流された方が居ました)、やはりそれでは集客するという意味では効果が薄いようです。大阪のローカル局で15秒20万円程度なのである程度CMを主体に集客を行うという事であれば一般消費者向け(BtoB)業種で年商100億程度ないと向いていないと言えます。
3. フリーペーパー(3万円程度~)
大阪の場合、一般的に2-3の市にまたがって配布されることが多いですので、小さな枠であれば3万円程度で10~15万世帯の方々へ情報発信をする事が可能ですが、多くの同業種が掲載される事も多いですので目立つ特典などを付けないと集客が難しい面もあります。少し珍しく(フレンチ料理など)車で20-30分圏内は商圏だという場合は取り組みたい集客方法と言えます。
4. 新聞広告(20万円程度~)
商圏が都道府県単位~全国までの比較的広範囲な業種であり、且つ対象年齢が50代以上という場合には向いている集客方法といえます。この為、テレビショッピングや通販の広告掲載が多い傾向があります。ただ、年々新聞の購読率は落ちて行っていますので将来的も見越して別媒体にも力を入れておく必要があります。
5. ニュースレター/DM(数万円~)
既存のお客様や新規で獲得した住所に定期的に広告を発送し集客する方法です。以前は多くの業種で見られましたが手間やコストの面もある為かメールでフォローアップするケースが多くなっておりますが、リピート率の高い通販などでは多用されています。メールフォローが多くなりすぎ、消費者にほぼメールを見てもらえない現状からから同媒体も増えつつあります。
6. ファックスDM(数万円~)
これは企業向けの集客方法に限定されますが、比較的安価に集客できる方法として利用されています。ファックスリストなども公的に購入する事なども可能ですし、ファックス向けのチラシはデザインなども比較的シンプルですので自社で作成する事が簡単です。ファックスもDM専用の一斉送信サービスを行っている業者も多数ありますので、エリアを限定した集客、日本全国などの広範囲への集客のどちらにも向いている方法と言えます。
7. セミナー(10万円程度~)
役所が主体で、講師の方が一般的な知識の為に非営利で行っているイメージが強いですが、各企業が集客の為にセミナーを行っているケースも多いです。海外移住セミナーや豪華客船セミナー、住宅塗り替えセミナーなどある程度商品金額が大きいものでいきなり購入するにはハードルがある場合については一旦その企業や商品中身を知ってもらった上で集客が図れる。
8. ホームページ(1万円~)
今ではホームページがあるのが当たり前ですが、未だに自社のホームページではなく各無料ポータルサイトなどに掲載してHP替わりとしているケースも見受けられます。必須集客ツールですので無い方は至急準備される方が良いかと思います。今ではホームページ製作も簡易になり素人でも十分作れます。パソコンが本当に苦手という方にも非常に安価で最低限のページのみ作成してくれる業者も沢山あります。但し、集客するという観点からいうとただホームページを作っただけではあまり意味がありませんのでSEO対策も行う必要があります(パソコン中級者であれば十分対応できます)。
9. ネット広告(数千円~)
グーグルやヤフーで文字検索を行うとSEO対策をしていないのに上位にランキングされる為、ホームページ閲覧数が増え集客が図れます。基本的に自社サイトがクリックされれば課金となりますので検索される単語の選択により予算は大きく変わります。但し、ただクリックされてもホームページの中身が伴っていなければスグに閲覧者は離脱されますのでホームページの中身を充実させる事が先決です。
10. フォローメール(0円)
メールアドレスを入手した既存/新規顧客向けに定期的に自社情報メールを送信し集客につなげます。ただ、非常に同集客方法を取っている業者が多いのも事実で殆どのフォローメールがゴミ化していると言っても過言ではありません。如何に中身を作りこみ読んでもらえる内容に仕上げるかで集客率も大きく変わります。ここからはゴミメールかしないと思われれば以降二度と中身を見てもらえませんので役に立つ/得をする情報に限って配信する事が重要です。
11. 訪問営業
今ではあまり見ることも少なくなりました。法律もできましたので今後増えていくことはなさそうです。
12. 紹介・口コミ
いくら良いサービスをしても何もしなければ紹介が発生する事はほぼありませんので、紹介カードや特典を充実させ【紹介してもらいたい】という意思表示が必要です。
13. ポータルサイト
探してみると掲載無料で地元のお店紹介を行っているポータルサイトなどもあったりします。集客数はあまり見込めませんが無料なのでとりあえず登録だけは行っておきましょう。
14. ポイントカード
商圏が限られておりリピーター勝負、且つ女性向けの業種であれば取り入れないわけにはいかないでしょう。
15. プレスリリース
ローカル新聞やテレビ、フリーペーパーなどに自社を売り込んで宣伝してもらうという方法です。発信する側もネタを探していますので新しい試みや一風変わった業種であれば取り入れらえる可能性もあります。大マスコミに取り上げてもらえればポップなどに二次利用して集客もできます。
まとめ
以上、主だった集客方法についてまとめてみました。殆どの企業はチラシ・HP・ネット広告・フォローメールくらいではないでしょうか?逆にいうとこれ以外はやっておくと価値が出やすいとも言えます。入口は多ければ多いほど良いのは言うに及びませんので1つでも2つでも増やしていくことに努めていきましょう。