
ポスティングで1000枚配った場合にかかる時間やチラシの重さなどについて、マンションが密集したエリアと一戸建てが多い郊外エリアに分けてご案内させて頂きます。ポスティングをしたことが無いけどちょっとやってみようと思われる方の参考になるかと思います。
目次 この記事の見出し一覧
1. チラシ1000枚ってどれくらいの重さ?
チラシ1000枚って言ってもしょせん紙だからと侮る事なかれ。1枚はとってもペラペラで重さを感じないチラシですが流石に1000枚ともなると結構な存在感です。通常ポスティング使用される紙のサイズはよくコピー用紙で使われるA4サイズ(約21センチx30センチ)か一回り小さいB5サイズ(約18センチx26センチ)というのが圧倒的に多いです。紙質はコピー用紙(普通紙)もしくは光沢紙が一般的です。
因みに上の図は左が不動産などでよく使用されるB5サイズの普通紙(コピー用紙)1000部、右がA4サイズの光沢紙となります。重さは左が4.17kg、右が6.575kgとなっています。厚みは左が約10センチ、右が約8センチです。厚みが約10センチなので自転車のかごに積めるのは2束(2000部)が限界だと思います。後ろかごも付けてポスティングにいくことも多いですがそうすると合計4000部となり、その重さはA4サイズならばなんと約26キロにもなります。
2. ポスティングで1000枚配るのにかかる時間は?
ポスティングで1000枚を配布するのにかかる時間ですが、配布するエリアによってかなり違ってきますのでここでは大阪市内と大阪市外に分けてご案内させて頂きます。
ポスティングの配布速度はなんと言ってもマンションが多ければ多い程早くなりますし、戸建てが多い程時間がかかります。大阪市内の平野区と隣接する藤井寺市で見比べてみましょう(世帯数やポスティング部数のチェックには「大阪の部数表」をご参考下さい)。
上図を見て頂くと分かる通り、平野区は戸建てが25,325世帯に対してマンション(共同住宅)が59,488世帯とマンションが戸建ての2倍以上あります。一方で藤井寺市は戸建てが16,433世帯に対してマンションが9,114世帯とマンションは戸建ての約1/2となっていますので当然ながらポスティングの速度にも大きく影響します。
上記の例で言いいますと、平野区でのポスティングの場合、1000枚配布するのにかかる時間は約2時間~2.5時間程度なのに対して、藤井寺市では約3時間~3.5時間程度かかりますのでおおよそ1.5倍の時間差が生じます。仮に先ほど自転車に載せられるMAX数量が4000枚としましたが、平野区でしたら8時間~10時間、藤井寺市でしたら12時間~14時間かかるという計算になります。
3. できるだけ早くポスティングするには?
上記の通り市街地で1000枚ポスティングするのに約2時間、郊外で約3時間程度の時間がかかると示しましたがこれはあくまでポスティングに多少なれた方もしくは初めてでも地図をしっかりと読める方というのが前提条件になります。土地勘が無いエリアでポスティングして且つあまり地図を読むのが得意では無いという方の場合でしたら、初めの内は明記した時間の1.5~2倍程度の時間がかかる事もあります。
ポスティングで兎に角早く配るには「迷わない事」これにつきます。これを解消するにはやはりスマホを活用する以外ありません。紙媒体の地図の欠点はやはり東西南北どっちを向いているのかわかり難いという事もあるので、地図を見て理解するまでに多少時間がかかりますので、スマホを活用すればその時間を限りなくゼロにできますのでお勧めです。スマホの活用方法については「利用しないと損!ポスティングでの便利な地図アプリ」をご参照下さい。
4. まとめ
ポスティング1000枚を配るのにかかる時間をご案内させて頂きましたが、あくまである程度住宅が密集している場合となっています。勿論ですが住宅がポツンポツンと離れ合っているようなエリアになりますと1000枚配るのに5時間もしくは丸一日かかるような場合もあります。当然ながらそれだけ時間がかかるエリアになりますと自社で配布するにせよ外注するにせよポスティングにかかる費用も高くなりますので、その場合は新聞の折り込みチラシを活用した方が費用対効果が高まる可能性がありますのでよく両者を検討してみて下さいませ。