ピザなどデリバリー業での集客にポスティングがおすすめな理由

ピザなどデリバリー業での集客にポスティングがおすすめな理由

最終更新日:2026年1月30日

ピザやお寿司、お弁当や中華料理、最近ではファミレスなど様々なデリバリーフーズがあります。同業種での集客といえばネットでは自社ホームページやUberEatsや出前館といったプラットフォーム掲載、SNS運用などが挙げられます。一方でオフラインではチラシのポスティングが主な集客方法といえます。

ポスティングがデリバリーサービスの集客活動において有効な点や注意が必要な点についてご紹介させて頂きます。

ポスティングがデリバリーサービスにて有効な理由

ポスティングがデリバリー(食配)に向いている理由についてご紹介させて頂く前にまずは市場規模について確認していきたいと思います。

フードデリバリーの市場規模

ピザなどデリバリー業での集客にポスティングがおすすめな理由

Circana, サカーナ・ジャパン調べ

上記の表を見ていただくとわかる通り2019年を境に一気に市場が拡大しています。ここ5年ほどでほぼ倍増となっています。しかし、2021年以降はほぼ頭打ちの状態で推移していることも見逃せません。ちなみに2025年度は8,024億円の見込みとなっておりほぼ横ばい状態が続いている現状です。

2020年以降はコロナによりデリバリーの需要が一気に高まったのと同時に、外食を控える傾向が強まったため、デリバリー業に参入する飲食店も増えましたがコロナ収束とともに需要の伸びが止まったことで増えた同業他社間での競争が激化しつつあるというのが現状といえます。

以上のコロナ収束とともに競争が激化しつつあるデリバリー業界にてポスティングが集客に有効である点や注意点についてもご紹介させて頂きます。

1社のみでの積極アプローチができる

ピザなどデリバリー業での集客にポスティングがおすすめな理由

ウーバーなどでの集客となると、見込み顧客は『今日は料理作るの面倒だから出前にしようか?』から始まり、配達可能圏内の飲食店を探すという流れとなります。

ウーバーの加盟店数はコロナ前の2019年で約1万店でありましたが2022年には18万店に急増しており、見込み客がウーバーのページに閲覧に来ても同業他社が多くあり自店を選択してもらうのも年々難しくなっています。

ちなみにウーバーイーツでどれくらいの同業他社があるのか弊社住所である大阪市平野区長吉川辺を配達先として調べてみたところ右の通り、中華料理では364店舗、ピザでは153店舗、画像にはありませんが寿司で216店舗、ファーストフード134店舗という結果となりました。

一方、ポスティングでの集客の場合は自社1店舗のみのチラシを配布するので直接自店の営業アプローチができます。各家庭に直接デリバリーチラシを投函することで『弊社のお店のお料理いかがですか?』と見込み顧客にダイレクトに集客活動が行えます。

価格競争力を上げられる

フードデリバリーの利用に関する不満を調査したところ、約46%が『実店舗より価格が高い』という結果でした。需要が縮小しつつある中、同問題については無視できない点といえます。

ウーバーイーツの場合、お店側で商品代金の約35%および利用者側で10~20%の手数料がかかりますので、実際に自店で配達する場合と比べてもかなり割高となります。コロナ禍は外食を控える傾向にありましたので、それでもデリバリーの需要が圧倒的に大きかったですが現在は少しずつ利用を控える傾向が見られます。

実際、ピザハットでミルキーグラタンピザをピザハットのウェブサイトとウーバーから注文してみたところ、料金はそれぞれ以下の通りとなりました。

ピザなどデリバリー業での集客にポスティングがおすすめな理由

ピザの平均注文単価はおおよそ3千円となりますので、上記の通り1注文あたりで1,000円程度ウーバーイーツからの注文の方が割高になる可能性があります。これは集客のコストととらえることができますのでポスティングでの集客コストと比較してみましょう。

ポスティングの場合の費用は、ポスティング代が約3.5円+印刷代が約2.5円=約@6円となります。デリバリーチラシの反響率は約0.5%ほどですので1件の反響を獲得するには200枚程度の配布が必要となります。

※200枚x6円=1,200円となります。

あれ?結局ポスティング(コスト1,200円)よりもウーバーイーツ(コスト1,000円)で集客した方がよいじゃないか?と思われたかもしれません。

確かに1回限りの注文であればウーバーイーツの方がお得ではあるのですが、デリバリーのリピート率は平均30%程度と言われております。つまりポスティングであれば3割程度の方々は2回目以降集客費用ゼロでお客様になっていただけますが、ウーバーイーツですと2回目以降も同額の集客費用がかかってしまいます。

計画的な集客営業が可能

ポスティングがデリバリーでの集客活動におすすめな理由のより大きな理由は計画的に集客活動が行える点です。上記でも述べました通り、ポスティングでの反響率というのはおおよそ決まっております。もちろんチラシの内容如何で、多少上下することはありますが〇枚配布すれば〇件位の反響が取れるというおおよそ目安が立ちます。

一方で、プラットフォームに登録という形の場合は『お客様からの反応待ち』となります。2020年頃の、『市場がどんどん大きくなり需要が高まっており、尚且つ登録加盟店もそこまで多くない状態』であれば非常に有効な集客手段といえます。

しかし、現状は登録加盟店は増加の一途をたどっておりデリバリーの市場規模は足踏み状態ですので反響率は落ちていく可能性があります。プラットフォーム集客での費用は反響数ベースなのでかかるコストはコントロールできますが、集客件数は予測がつきにくくなります。

ポスティングを集客で利用する際の注意点

ポスティングはデリバリー業の集客におすすめである旨をご紹介させて頂きましたが問題点もあります。

集客に時間がかかる

ポスティングを集客て利用する場合はある程度計画的に行う必要があります。プラットホームからの集客であれば掲載さえしてしまえばあとはお客様がアクションを取ってくれるまで反響を待つだけとなりますが、ポスティングはこちらからアクションをかける必要がありますのでその為のチラシの準備やエリアや部数の配布計画を行う必要があります。

クレーム発生の可能性がある

ポスティングはこちらから見込み客を探していく能動的な営業手法となりますので、クレームが発生しやすくなります。チラシを各家庭にこちらから一方的にお届けする形となりますので中にはそれを望んでいない方から『勝手にチラシをポストに入れるな』という具合でクレームになることが多いです。

勿論、クレームを回避するために過去にクレームとなった投函先はリスト化して全員で共有することでクレームの減少に努めるのですが、どうしても新たに引っ越しされてくる方などもいらっしゃいますのでゼロにするということは難しいのが実情です。

ポスティングでのクレームについて詳しくは『クレームは本当に悲惨!ポスティング時の注意事項』をご参考ください。

まとめ

現在ウーバーや出前館では加盟店数が非常に多くなっており、アマゾンや楽天のように同じプラットフォーム内での加盟店間競争が激化している状態です。加盟店に均等に割り振りがあればよいですがどちらかというと一社独占のような形にもなりえます。

ポスティングはクレーム発生の可能性があり問題点がないわけではありませんが、計画的にすすめることで売り上げ目標を立てやすく、またコストもコントロールすることが可能です。