
最終更新日:2026年8月17日
ポスティングにかかる費用は基本的に3つ、チラシのデザイン作成費用・印刷代・ポスティング代に分ける事ができます。どんな業種でもそうですがポスティングについても費用は業者によってピンキリ。同じエリア、同じ部数でのポスティング依頼でも業者によって費用が2~3倍になる事も多々ありますので、極力費用を抑えるにはどうすればよいかについて一般的な来店型の店舗運営の場合にかかるポスティングの費用をまとめてみました。
料金相場・配布シミュレーション・エリア特性・チラシ作成・業種別の反響データ・クレーム対策まで、ポスティングに必要な知識をまとめた▶「ポスティングガイド」もあわせてご覧ください。
ポスティングにかかる総額費用は「デザイン費 + 印刷代 + 配布代」で決まります。1万部配布時の目安相場は総額5万〜10万円程度です。
- デザイン費(0〜5万円): 無料テンプレートや自作で0円、ランサーズ等のクラウドソーシング利用で半額化。
- 印刷代(約2万円 / 1万部): ネット印刷(プリントパック・ラクスル等)の活用がおすすめ。
- 配布代(約3〜4万円 / 1万部): B4以下のサイズ選択、大部数発注、複数社の相見積もり(業者により2倍以上の差)で削減。
チラシのデザイン費用を抑える方法
ポスティングを行う場合にかかる費用ですが大きく分けて3つとなります。1つ目はチラシの作成費用(デザイン料)、2つ目はチラシの印刷費用、3つ目はポスティング費用となります。まずは1つ目のチラシ作成費用の相場と抑える方法について見ていきたいと思います。
デザイン専門の会社に依頼する(5~10万円)
チラシのデザイン作成を行う際に最もオーソドックスな方法ですがチラシの制作会社に任せるやり方です。チラシづくりの費用についはポスティングによく利用されるチラシサイズのA4やB5サイズのチラシをチラシデザイン会社に依頼するとおおよそ5~10万円というのが相場になります。
中には10万円以上というケースもありますが必ずしも費用が高ければ反響が良くなるというものでもありません。実績などもホームページに掲載されているケースも多いので自社の表現したい雰囲気と比較する事が必要です。
フリーランスに依頼する(3~5万円)
チラシ制作会社に出す程の費用の捻出は難しいという方には色々な技術を持ったフリーランスのプロに会社を通さずに直接依頼する事ができるマッチングサイトがおすすめです。チラシデザイン作成の技術を持ったプロに直接チラシ制作を依頼する事ができますので会社を通すより安く依頼ができるのがメリットです。
有名なマッチングサイトとしてはランサーズなどがあります。こういった所を利用すればデザイン会社を通す場合と比べて、おおよそ半額の3~5万円程度でチラシの作成依頼をすることが可能です。また、マッチングサイトでも実際に制作したチラシサンプルを見たり、過去に依頼した方の評価なども見ることができるので自社にあった専門家の方を見つけ出しやすいのもメリットです。
自分で作成する(タダ)
いや、そもそもポスティング自体初めてでどれくらいの費用対効果が望めるかわからないので、できればもっと低コストから始めたい!という方にも方法はあります。昨今はネット上にてチラシを作成する為の無料テンプレート(チラシを作る為の下地データ)が簡単に手に入ります。これらを利用すれば文字や、画像の入れ替えを行うだけで簡単にチラシを作成する事ができます。
中には有料のものもありますが、簡単な会員登録さえ行えば無料で利用できるものが殆どで基本的にワードやパワーポイントでの作成となりますのでイラストレーター等の知識が無くてもチラシを作成できるのが優れている所です。詳しくは多数のチラシ作成無料テンプレートについてご紹介しております『無料チラシ作りテンプレート4000点以上』をご参考下さい。
チラシのデザイン作成についてはポスティングを継続して集客の柱に育てていきたいとお考えであればできる限り自社で完結できた方が良いです。と言いうのもちょっとしたデザインの修正・変更(日付や商品内容)でも外注となりますとそれなりに費用が発生してしまいます。以前はイラストレーターが使いこなせないとチラシ作成は難しい面もあり素人では手が出しにくかったですが無料テンプレートを使えば多少パソコンが使えれば対応可能です。
また、2番目に紹介したランサーズの場合でしたらチラシの制作をパワーポイントなど自分でも後々修正しやすいデータで依頼し、データ渡しでの取引としておけば2回目以降は同データを自社で修正・追加などに利用できます。
但し、十分に注意して頂きたいのはパワーポイントなどで作成する操作自体は簡単で便利ではありますが『チラシの出来栄え=チラシの反響率』と言えるほどポスティングにとってチラシの出来具合は超重要ですのでチラシには御社の良さがしっかりと伝わるように魂を込めて作成する必要があります。ただ単にありきたりの画像をはめ込んで、ありきたりな文言でチラシを作成して配布をしても絶対に期待するような反響は望めない事は理解しておく必要があります。
チラシの印刷費用を抑える方法
さて、チラシのデザインについては上記の3段階で費用を抑える方法がありましたがチラシの印刷費用については基本的にネット印刷の一択です。チラシ作成を依頼したデザイン会社やポスティング会社で印刷までしてもらえるところもありますが多少割高になる場合も多いですので自社でネット印刷会社に依頼する方が安く収まるでしょう。
CMでおなじみの『ネットでいんさ~つプリントパック♪』さんや『ラクスル』さんなど大手印刷会社は勿論ですが他にも多くのネット印刷会社があります。チラシデータをネット上で印刷会社に送れば簡単に印刷依頼する事が可能です。チラシサイズなどでも各社で印刷料金が異なりますのでよく見比べてみることをおすすめします。
因みに一般的にポスティングで使われるA4サイズで1万部の印刷ですと2円弱(単価は結構頻繁に変わりますのでチェックが必要)です。依頼したチラシを印刷会社から直接ポスティング会社に送ってもらう事も可能ですので全てネット上で完了する事ができ、手間もかからず安い費用で印刷することができます。
ネット印刷が安いと申し上げましたが、毎月数十万部単位で印刷依頼をかける場合などは直接地元の印刷会社と交渉するとネット会社よりも安い値段で依頼できる場合もあります。
ポスティングの費用を抑える方法
チラシのデザインと印刷ができてしまえば残るはポスティングの費用となります。ポスティングの費用もいくつかの条件で抑える事ができますのでご紹介します。
ネット上で料金を複数社比較検討する
ポスティング料金はどこもさほど大きく変わらないと思われている方も多いようですが、実際には多少というよりもかなり違ってきます。
以下は大阪市内の各社のポスティング単価となりますが見てお分かりの通りポスティング業者によって同じ大阪市区内の配布でも料金が大きく変わるのがわかります。大阪市北区では最安が@2.8円、最高が@6.5円となり2倍以上の開きがあります。
これは全て各ポスティング会社のホームページ上に記載されている料金単価を抜粋したものとなります。人口の多い市区であれば5~10社程度は簡単にポスティング会社が見つかりますのでまずはよく見比べる事です。これだけでポスティング費用を半額程度に抑える事も可能です。

ポスティング依頼する部数で安くなる
基本的にポスティングでは依頼する部数が多くなるほど安くなる傾向にあります。部数が多くなるほどポスティング会社も有難いので仮にホームページに部数での値引き表記が無くとも交渉できる余地はあるかと思います。因みに弊社の場合は1~3万部、3~5万部、5~10万部、10万部以上で料金単価を変えており1万部と10万部では単価が20%程安くなります。
チラシサイズをB4より小さくする
ポスティングでご依頼の多いチラシサイズは圧倒的にA4もしくはB5サイズとなります。これは非常に単純でA4サイズより大きくなるとチラシが大きすぎてポストに投函できない為、チラシを半分以下に折って頂く必要があり、チラシの折り代が発生してしまいコスト高となる為です。
また、サイズが大きくなるとチラシの重さも増しますのでポスティング料金も高くなります。ポスティング費用を抑えるのであればB4サイズより小さいサイズでチラシ作成する事をおすすめします。
因みに遺品整理や買取など広範囲に月10万部程度など大量にチラシを撒く場合はA4よりも更に小さいA5やB6サイズというのが最も多くなっています。
配布エリアが広いほど安くなる
全てのポスティング業者ではありませんが、配布エリアの指定が広いほどポスティング料金が安くなる傾向にあります。逆に〇市の〇町〇丁目と配布エリアの指定が細かくなるほど料金は高くなりますので営業範囲が広くあまり細かいエリア設定が必要ない業種であればその旨を伝えればポスティング費用を抑えてくれるプランがあるかもしれません。弊社の場合フリーエリアプラン(町名指定不可)があり、こちらですと町名の指定が可能なプランの場合と比べて料金が約30%程安くなります。
実際にかかるポスティングの費用
ポスティングにかかる総額費用は、前述の「デザイン費 + 印刷代 + ポスティング代」の合計となります。最もご依頼の多いA4サイズ・1万部(大阪市内配布)を例に、極力費用を抑えた場合の実費目安をまとめました。
ポスティングでの費用対効果
最後に、ポスティングにかかるコストに対して、どれくらいの集客効果(反響)が必要になるかを確認しておきましょう。以下の基本計算式を使うことで、目標とすべき最小限の反響数を算出できます。
- 条件:デザイン費1万円(5回使い回し換算)+ 印刷代2万円 + 配布代4万円 = 総額7万円
- 顧客単価条件:1回の利益3,000円 × 年間6回利用 = 年間利益 18,000円 / 人
- 計算:70,000円 ÷ 18,000円 = 3.88件 ➔ 4件以上の新規獲得で黒字達成!
上記のように「初年度の顧客利益」だけで計算しても、リピート利用が見込める業種であれば継続して売上が上がるため、長期的な費用対効果はさらに高まります。
⇒反響数の計算について詳しくは『何件必要?ポスティングの最低反響数シミュレーション』をご参考下さい。
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