戸建てのみにポスティングをする方が有効な場合

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ポスティングではセグメント(区分け)で戸建てのみやマンションのみなどの配布対象物件をポスティング業者によって指定できる場合があります。戸建て(一軒家)のみの配布をご希望されるケースも時々あり、どのような場合が適しているのかについてご紹介したいと思います。

戸建て(一軒家)のみと通常配布の違い

ポスティングでは最も一般的にはマンションや長屋も含めて全ての住居にポスティングをしますが戸建て限定配布の場合は一軒家のみとなりますので通常配布と比べて以下の点が異なります。それぞれ詳しくご説明させて頂きます。

ポスティング料金が高くなる

配布期間が長くなる

配布世帯数が少なくなる

ポスティング料金が高くなる

戸建のみへ配布する場合は通常配布と比べてポスティング料金が高くなります。いくら高くなるのかについては、配布するエリアによってマチマチですが一般的には通常料金の2~3倍位になるケースが多いです。理由は単純にマンションへの配布が無くなりますので配布する速度がどうしても遅くなってしまうからです。

例えば大阪の場合で中心部の市中央区ですと全世帯数が約6.5万世帯に対して一戸建ては約4千世帯と1割にも満たないので点在する戸建てにのみポスティングしていくにはどうしても時間がかかってしまいます。一方で大阪の郊外の東大阪市の場合は全世帯が約23万世帯なのに対して戸建ては約半分の11万世帯となりますので大阪中心部と比べると比較的戸建て割合も多い為、戸建限定配布でも比較的費用が抑えられます。このようにエリアによって戸建ての割合が異なる為、同じ戸建て限定配布でもエリアによって通常料金の2~3倍と料金にかなり開きが出てきます。

⇒戸建ての世帯数については『世帯数表一覧』をご参考下さい。

配布期間が長くなる

ポスティングの配布期間については上述した理由から通常配布と比べるとどうしても長くなります。長くなる期間についてはポスティング業者によるかと思いますが通常配布の1.5~2倍程度の期間がかかる事を見込んでおいた方が無難です。

配布世帯数が少なくなる

戸建限定の場合はマンション世帯への配布を行いませんので配布する世帯数が少なくなります。仮に戸建て割合が50%以下であれば、店舗周辺1万世帯がターゲットエリアであっても半分の5千世帯以下への配布となりますので、数が減る事でポスティングのコストは抑える事ができますがマンション世帯からの反響を失う事でのデメリットもありますので、よく比較して戸建て限定配布をする事が得か損なのかを判断する必要が出てきます。

戸建てのみへの配布が有効な場合

料金は高くなる、配布期間は遅くなる等、店舗周辺のターゲット数は減ると悪いことづくめに見える戸建て限定配布ですが以下のようなケースではメリットもあります。

業種的に戸建てからしか反響がない

まずは業種的に戸建てからしか反響がほぼ無いというケースです。この最たる業種がお家の塗り替え(塗装屋さん)や造園屋さんとなります。同2業種についてはほぼ一軒家からしか反響がありませんのでそもそもマンションに配布しても(マンションのオーナーさんやご紹介などはある可能性もありますが)無駄な費用になってしまいますので戸建てのみの配布でご依頼頂く形が殆どとなります。

⇒塗装のポスティングについて詳しくは『塗装チラシを無料テンプレートで作ってポスティング』をご参考下さい。

マンションよりも圧倒的に反響が高い

次にマンション世帯からも反響はあるものの殆どは戸建てからの反響という場合ですが、主に不動産売却、リフォーム(畳・シロアリ・瓦屋)、ペット関連などが挙げられます。また、戸建て限定配布で行う場合は基本的に店舗へ来店してもらう必要が余りない、もしくは駐車場が完備されており多少遠方からでも車で来店できるというケースが殆どとなります。

その理由としては上述しました通り、戸建て限定配布にするとマンション世帯への配布が無くなる分、広範囲に配布するケースが多くなります。大阪市内などではエリアによって店舗周辺に戸建てが全住宅の1割しかないケースもありますのでかなり店舗から離れたエリアにも配布する必要が出てきます。

ただ、店舗より離れてしまうと基本的に来店型の場合はチラシの反響率は落ちてしまいますので多少遠方へ配布しても反響が取れる訪問型(お客様にお宅にこちらから訪問する)や多少遠方から車での来店も可能なように駐車場完備が必要となってきます。

以上、戸建てでのポスティングの場合が有効なケースについてご紹介させて頂きました。

大阪中南部でのポスティングならどうぞお任せ下さい。地図から配布したい町名をお選び頂くだけで料金・配布部数が簡単にわかるお見積りシミュレーションはこちら。

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