ポスティングを依頼する時は注意したい6点!料金からセグメントまで

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ポスティングを初めて依頼する際はポスティングなんてチラシ配るだけなんだから業者なんてどこも一緒でしょ?と思うかもしれませんが、料金以外にも、配布する対象(セグメント)も配布期間も配布する枚数もポスティング業者によって多く異なります。しっかりと反響を獲得する為にも自社に合ったポスティング業者を選びましょう。

ポスティングを依頼する際のチェックポイント

ポスティングは『ただチラシを配るだけ』ではあるのですが業者によってビックリする位色々と異なる点があります。以下が主に業者によって異なり、場合によってはポスティングを依頼したは良いが反響に大きな差が生じてしまう事もありますので注意が必要です。それぞれ詳しくご説明させて頂きます。

料金・配布部数・配布対象・報告頻度・配布期間・印刷

ポスティング料金の違い

まずはポスティングの料金についてです。『いくら料金が違うと言ってもせいぜい10~20%程度じゃないの?』と思われるかもしれませんが、同じ地域・同じ枚数でポスティングを依頼しても業者によって2~3倍程度料金が違う場合もあります。ポスティングの料金はホームページに表記されているケースが多いですので検索していけば簡単に調べる事が可能です。

因みに以下は大阪市の区別の料金単価をホームページで調べた結果となります。見て頂くと分かる通り、最上段の大阪市北区であれば最も安いポスティング業者が@2.8円、最も高い業者が@6.5円という結果となっています。大阪では中心部は比較的料金の違いは小さく(2倍程度)、郊外に行くほど料金差は広がっている(2~3倍程度)傾向にあります。

ポスティング料金が異なる理由

なぜポスティング業者によってこれ程料金が異なるかについてですが、いくつか要因がありますが主に以下の2つとなります。

ポスティング時の提案

配布するエリアについて自身で店舗周辺のエリアを決められている場合は必要ありませんが、業者に配布エリアの提案を求める場合などは料金が高くなる場合がります。ポスティングでのご提案で最も多いのがターゲットポスティングとなります。あまり聞きなれないかもしれませんが、これは御社のお客さんの層に合わせて配布エリアを絞っていこうというご提案となります。年齢層や年収、性別などよりターゲットとなりうる層がどこにより多く住んでいるのかを調べてエリアを絞る事で反響率を上げようという事です。

対応エリアの違い

ポスティング料金が大きく異なる理由の2つ目は対応エリアの違いです。ポスティングでは基本的に対応できるエリアが広いほど料金が上がる傾向にあります。日本全国対応できるようなポスティングはやはり最も料金も高い傾向にあり、地元のエリアのみ対応のポスティング会社は料金もリーズナブルな場合が多くなります。理由は簡単で他府県など遠方エリアの場合は自社でポスティングするのが難しく各地元のポスティング業者に外注という形で依頼しなければなりませんのでその分どうしてもコストアップにつながります。この為、地元だけ(店舗周辺のみ)に配布を計画しているのであれば地元のポスティング会社に依頼した方が安く済む場合が多くなります。

ポスティングする対象(セグメント)の違い

ポスティングを行う対象物件も業者によって異なります。住宅のみを配布対象としているポスティング業者もあれば会社や店舗も含む場合もあります。また、マンションのみや戸建てのみ、タワマンのみなど細かく対象物件を区分け(セグメント)できる業者もあります。もし御社が飲食店で昼時のサラリーマンをターゲットとしていた場合に、依頼したポスティング業者が住宅専門であれば会社にはチラシが投函されておらず期待した反響が得られない可能性が出てきますのでしっかり事前チェックしておく必要があります。

ポスティング期間の違い

初めてポスティングを依頼される方が最も驚かれるポイントの一つですが、ポスティングの期間も業者によってかなり異なります。新聞の折り込みをイメージされる方が多いからか2-3日で配布できるものと思っていたらしく2-3週間かかるのに驚かれるケースがあります。仮に1万部のポスティング依頼をした場合にA社は3日間の配布期間だったのに対してB社は2週間という事も結構頻繁にあります。配布期間の差はかなり業者によって違いますので注意が必要です。週末のイベントに向けて3日間もあればポスティング可能だろうと計画してると全く間に合わないという事もありえます。

ポスティングする世帯割合の違い

この部分はポスティングを何度か依頼されている方でも意外と知られていない部分ですがポスティングをする世帯割合も業者によってかなり異なります。例えばA町(全部で1000世帯)にポスティングしたい場合に見積りを依頼すると、A社は600枚・B社は900枚といった具合でポスティング業者によって配布枚数が異なります。

通常、ポスティング会社は自社で全世帯数の何%をカバーするかが決まっています。配布禁止のマンションなどもあるので世帯数の100%を配布する事は不可能ですが禁止マンションが少ないエリア(戸建てが多いエリア)であれば90%程度配布できるケースもあります。仮にA社の60%の配布割合であれば配布したいエリアの残り40%は未配布という状態となりますので多くの潜在客を見逃してしまう事となりますのでここも注意したいところです。カバー率は通常はホームページや見積りに記載されているか、明記されていなくとも聞けば教えてもらえます(教えてもらえない業者はあまりお勧めできません)。

ポスティングの報告頻度の違い

ポスティングの報告の頻度も業者によってかなり違いがあります。上記にてポスティングは新聞折込と違い配布期間がある程度長いと申し上げました。配布部数が多くなるほど配布期間は長くなり、仮に10万部のご依頼となると1か月かけて配布するケースもよくあります。その配布期間中に都度、配布の進捗を報告してくれる業者もあれば、配布完了後の1回しか報告を行わない業者もあります。

仮に1か月の配布期間で進捗の報告が全くなければ『今、何枚位配布が完了しているんだろう?』と不安になるかと思います。報告は細かくもらえた方が『今週は〇枚撒いているから今週末は〇件位見込みが立つだろう』とか『現在反響率が〇%位だから来月は枚数を増やして再トライしてみよう』など配布期間中でも戦略が立てやすくなります。こちらも依頼時には確認しておくべき点と言えます。

ポスティングのみか印刷込みかの違い

ポスティングは業者によって、チラシ配りのみという場合に加えてチラシの印刷やデザインも行っているケースもあります。一社に頼む事で便利ではあるのですが、割高になってしまうケースも多いです。というのも基本的にはポスティング会社はデザインや印刷は外注、印刷会社はポスティングやデザインは外注といった具合に自社のメイン業務以外も対応はしているけど外注といった場合が殆どですので料金は割高になる事が多いので、本当にお得かどうかは確認が必要です。料金は大体ホームページに掲載されていることが多いので簡単にチェックができます。

まとめ

如何でしたでしょうか?思いのほかポスティング業者によって違う部分が多い事がお分かり頂けたのではないでしょうか?他にも違うポイントはありますがとりあえず依頼時には絶対に確認した方が良い最低限の事を明記させて頂きました。またポスティングを始めて依頼するのであれば、まずは業者を1社に絞らずに2-3社でチラシの反響率を比較してみるのが良いポスティング業者を見つける最も簡単で確実な方法となります。

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