ポスティングのみか印刷込みか!どっちの方が料金が安いの?

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ポスティングを依頼する際には当然ながらチラシを印刷する必要があります。そこで印刷は印刷会社へ、ポスティングはポスティング会社へと別々に注文する方が安いのか?もしくは最近では印刷もセットで提供しているポスティング会社も多いですので、印刷とポスティングのセットで依頼した方が安いのか?時々ご質問を受けます。あまり金額に変わりがなければセットで注文した方が手間が省けて楽ですが、金額に大きな違いがあれば考えものです。どれくらい違うのか調べてみました。

まずは印刷料金を知っておこう

ポスティングのみの料金とポスティングと印刷のセット料金、これらを見た時にすぐにセット料金が安い!とわかる人は殆どいないかと思います。ひょっとすると自分で印刷をするよりもかなり割高という可能性もありますので、まずは印刷料金がどれくらいかかるのかを知っておきましょう。

チラシの印刷については印刷会社で印刷してもらう場合もありますが、多くはネット印刷を利用されるケースが多いかと思います。印刷したいチラシのデータをネット印刷会社に送れば、希望のチラシサイズで印刷が可能となります。

料金についてはチラシサイズや依頼する部数、納期(大体1日~7日間)によって変わり、短期(1日)での納期であれば割高となり、長期(7日)の納期であれば印刷料金が安くなるのが一般的です。

印刷料金についてはCMでも有名なプリントパックさんの料金を参考にしたいと思います(ネット会社も沢山ありますが、ポスティングでよく利用されるA4サイズやB5サイズは競争も激しい為か料金に大きな差は無い事が多いです)。

印刷の単価はポスティングで最もよく利用されるA4サイズ・1万部で調べてみたところ以下の通り税込@2.0円となりました。

チラシ印刷単価:A4サイズ・両面印刷・90kg・光沢紙で税込@2.0円(2025年3月現在)

印刷+ポスティングのセット料金

自分で印刷を行った場合の料金が分かりましたので、ポスティングのみの料金に同印刷料金を足した場合と比較して安いのかもしくは高いのか(自分で印刷をした方がお得なのか)の判断が容易になります。

印刷を自分で行うのが面倒だなと思われるかもしれませんが、チラシデータがあれば非常に簡単で、配送先をポスティング会社に指定しておけば、印刷できたチラシは印刷会社から直接ポスティング会社に送られるので、わざわざ自分でポスティング会社に持っていく必要などはありません。

全てのポスティング会社が印刷セットでのサービスを提供しているわけではありませんので、利用しようと思っているポスティング会社があれば印刷セットがあるのかどうかと、セット料金は妥当なのかどうかについては確認する事をお勧めします。

注意点

印刷+ポスティングを提供している会社は基本的に印刷を主とする会社とポスティイングを主とする会社に分かれます。弊社はポスティングを主としてサービスの一環で印刷セットも提供しておりますが、逆もあります。印刷を主とし、ポスティングもサービスの一環として行っている会社は基本的に大きな企業が多くCMなどでも見かけます。

印刷を主としている会社はポスティングのみをご依頼として受ける事はなく、印刷は必ず依頼した上で、ポスティングは+αのサービスとなります。一方でポスティングを主としている会社はポスティングのご依頼が必須で、印刷のみのご依頼を受けている会社は恐らくないかと思います。

上記で印刷単価については把握しましたが、印刷を主としている会社はポスティングのみの依頼を受ける事がありませんので、そもそも『ポスティングのみの料金』が存在せず、全てセット料金となりますので、印刷+ポスティングのセット料金から上記で調べた印刷単価を引いたポスティング単価が割高かどうかの判断となります。

ネット上にて見積りシミュレーションは多数ありますので簡単に料金は比較する事が可能です。因みに、大阪府八尾市にて『印刷+ポスティングのセット料金』と『印刷のみポスティング業者+印刷は自分で印刷依頼』での料金を調べたところ、前者は@12.8円、後者は@5.6円と2倍以上の開きが出たケースもありました。

単純に同じ枚数を同じエリアにポスティングするだけで料金が2倍以上かわりますので、業者選びだけでコストパフォーマンスが大きく異なるのがわかります。

ポスティングは安ければ安いほど良い?

上記にて印刷単価の違いについてお調べしたので、ポスティングの単価についても少し調べておきたいと思います。下記は大阪市内の各区におけるポスティング業者の配布単価となります。大阪市北区で言うと安い業者で@2.8円、高い業者ですと@6.5円と2倍の開きがあるのがわかります。他の区をみてもわかります通り最高値と最安値の料金差はおおよそ2倍となっています。同じチラシを配布するというサービスにもかかわらずなぜこんなに料金が異なるかというとサービスが異なるかに他なりません。

どんなサービスでもおおよそ同じかと思いますが基本料金のみであれば安いですが色々とオプションを付けていくとドンドン料金は増していきます。ポスティングも同じくただ配布をするだけであれば料金も安いですが色々とサービスが付随すると料金も同じく高くなっていきます。

ポスティング単価が異なる理由

ポスティングの単価が高い会社と安い会社にはそれぞれの色があります。結局はどこに重きを置くかで単価はどうしても大きく変わってきます。安さ重視にするとどうしても色々なサービスをそぎ落としていく必要がありますし、高ければ逆に色々と付け足していくという形となります。ではどう言った違いがあるのかをご紹介していきたいと思います。

ポスティング以外の付加価値サービス

ポスティング単価に違いが出てくるのがサービスの違いです。やはり単価が高い会社はある程度サービスが充実しており逆に単価の安い会社は不足していると感じられるかもしれません。では実際にどんなサービスがあるかいくつか挙げてみたいと思います。

①ご訪問(打合せ)

お見積りを行うと単価が高いポスティング会社であれば打合せなどでご訪問する場合もあるかと思います。勿論顔を見た方が信用ができるということもありますし、今後継続してポスティングの依頼をお願いしやすくなるという事もあります。安いポスティング会社ですと訪問もなく基本的にはメールや電話でのやりとりのみという事も多いです。

②チラシのお受け取り

例えば自社のコピー機でチラシを印刷している場合などはチラシをポスティング会社に持っていかなければなりませんが、高いポスティング会社の場合は(有料の場合もありますが)チラシを引き取りに来てくれるところもあります。安いポスティング会社では印刷会社から直送でチラシを送るか郵送もしくはチラシを自身で持ちこむ必要があります。

③配布エリアのご提案

例えば、塾のチラシを配布したい場合に10代の人口が多いエリアに配布するというようにターゲットとする層が比較的多いエリアに配布するなどの少しでも反響が上がる見込みのあるエリアの提案やもしくは資料を提供するなどが挙げられます。

広域へのポスティングによる単価の違い

ポスティングの単価の安い、高いの違いには配布エリアの違いの影響も大きいです。安いポスティング会社は通常、所在しているエリアの周辺市区程度までの配布サービスというのが多いですが、高いポスティング会社の場合は所在エリア及び近隣都道府県もしくは日本全国へのポスティングサービスを行っている場合もあります。ポスティングで広域展開を行う場合はどうしても人員の確保が難しくなります。そこで日本全国など広範囲にポスティングサービスを提供する場合は各地元のポスティング業者に協力依頼を行う必要が出てくるので当然中間マージンが発生し、結果として料金は高くなる傾向にあります。

⇒詳しくは『全国対応と地元ポスティング会社の料金差』をご参考下さい。

単配で配布する

ポスティング単価が異なる理由の最後は単配か併配かという違いもあります。単配(タンパイ)とは仮に御社からチラシ配布依頼を受ければ御社のチラシ1枚で配布する事をいいます。一方、併配は御社のチラシと他のチラシとを一緒に配布する事を言います。勿論、単配ですと単価が高くなります。

安いポスティング会社は基本的に併配となります。単配が悪いというわけではありませんが毎日複数のポスティング会社がチラシを投函しておりますので仮にポストに1枚で投函しても他のポスティング会社が投函したチラシが入っている可能性は十分ありますので料金が高くなる割には効果が高いとは言えません。ただ、単配でのメリットは他のチラシとの配布スケジュールを気にする事がないですので併配よりも早く配布する事が可能です。仮に週末にイベントがあり急ぎで配布しなければいけない場合などは有効な手段と言えます。

ポスティングの単価についてはただ配るだけの場合と+αでサービスを追加していく事で大きな違いになる事がお分かり頂けましたでしょうか?お客様が求められるサービスがそのポスティング会社にあるかどうかをご確認の上、もっとも自社に合った業者に出会えますようにお役に立てばと思います。

大阪中南部でのポスティングならどうぞお任せ下さい。地図から配布したい町名をお選び頂くだけで料金・配布部数が簡単にわかるお見積りシミュレーションはこちら。

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