ポスティングからの郵便受けのチラシ対策

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ポスティングはお店などの集客に役立つものとして店舗周辺へチラシを配布させて頂く事が多いのですが、こちらからの一方的なアプローチとなりますので中には『チラシを受け取りたくない』『不要だ』と考えている方もいらっしゃいます。実際、850名に伺ったアンケートでも約10%の方はポスティングされたチラシを全く見る事が無く、不要だと考えているという結果となりました。ポスティングを行う側としてもチラシが不要だとお考えの方に無理にチラシをお届けするのは本意ではありません。どのようにすれば郵便受けへのチラシの投函が止められる(ポスティング会社がチラシを投函しない)かについてご紹介させて頂きます。

ポスティング会社もチラシ不要な先へは投函を控えたい

チラシの投函は基本的には塾や飲食店などの各店舗のスタッフ自身が店舗の周辺住宅などにポスティングするか、もしくはポスティング業者にチラシ配布を委託する事でポスティング業者のスタッフが投函するかの2通りとなります。

ポスティング業者はチラシを配布する事が仕事なので『郵便受けへのチラシ投函対策』を教えるのは仕事をやりにくくするのでは?と思われるかもしれませんが全くそうではなく、チラシをご不要と思われている先には極力配布は避けたいと考えております。

というのもポスティング業者はチラシ配布のご依頼を頂いた企業や店舗様の集客(チラシの反響)の為にポスティングさせて頂いているので、チラシが全く不要とお考えの方には集客につながらずご迷惑になるだけという事になりますのでチラシの受け手にも配り手にもデメリットしかありません。捨てられるだけのチラシになるならば配布しない方が受け手の迷惑にもなりませんし、またご依頼を頂いたお客様のメリットにもつながると考えておりますのでポスティング業者の立場としても『チラシは要らないという方が明確な方が有難い』というのが本音でありますので積極的に『チラシの受け取らない為の対策』をお伝えできればと思います。

実際に10~70代の方にポスティングされたチラシを見るかどうかのアンケートを行った所、約10%の方は全く見る事もないとの結果でしたので、出来る限りその10%の方々にはご迷惑をかけることなくポスティングをさせて頂くよう努めていきたいと考えております。

⇒ポスティングのアンケートについては『850人にアンケート!ポスティング読者の年代と曜日の関係』をご参考下さい。

迷惑なチラシを拒否する郵便受けへのチラシ対策

・郵便受けに『チラシ不要』等拒否の旨を表記する

・配布しているスタッフに伝える

・ポスティング会社/広告主にチラシ禁止の旨を伝える

対策1:郵便受けにチラシ不要等拒否の旨を表記する

まずチラシの投函を止める対策において最も手っ取り早い方法は郵便受けに『チラシ不要』などと表記する事です。『チラシ禁止』など明記されたプラスチックのプレートを貼るもの良いですし、見栄えは少々悪くなりますがガムテープなどに『チラシ不要』と書いた物を郵便受けの投函口に貼っても良いです。

ただ、ガムテープの場合は雨風に当たると時間と共に書いた字が薄くなってきますので注意が必要です。戸建であればいつも見るのですぐに気づくかと思いますが、オートロックマンションなどですとポストの投函口が郵便物の取り出し口の反対側にあり、普段目にする事が無いので文字が消えても気づかない場合があります。書いたはずの『チラシ不要』の文字が消えてまたチラシの投函がされてしまう恐れがありますので定期的に文字が消えていないかを確認する必要が出てきます。

表記する場所に注意が必要

また、表記する場所も重要となります。ポストの投函口や郵便受けの表面に表記していればポスティングする際に必ず目に入りますので見落とされる事はほぼありませんが、時々ポストの側面や玄関先や門扉などに『チラシ不要』と明記されているケースがあります。こうなるとどうしてもポスティングする際に見落とされてしまいチラシを投函されてしまう可能性が高くなってしまいます。

ポスティングでは、人によって一日に数千枚のチラシを配布していきますのでとにかくポストしか見ていない事が多くなってしまいます。ある程度ポスティングに慣れている人であればポストだけでなく玄関などの周りも意識して『チラシ不要』の文字が無いか確認するのですがポスティングを初めて浅い方などの場合は『チラシ不要』のサインが見えにくい場所にあると、見落としてしまう原因となりますので投函口もしくはその付近に表記するのが最も効果的な対策となります。

因みに、他のチラシは不要だがデリバリーのチラシだけは必要という場合なども『食べ物のデリバリーチラシのみ投函可』と明記しているケースなども時々ありますので必要なチラシのみ明記しておくことも有効です。

対策2:配布しているスタッフに伝える

チラシを配布中のスタッフを見かけた場合はチラシの投函を以降禁止するようにそのスタッフに伝えるのも郵便受けへのチラシ対策として有効な手立ての一つとなります。私も配布中に何度か同じように配布禁止の希望を住人の方から言われた事があります。

ただ、配布スタッフによってはスマホや書くものも何も持っていない場合がありますので『配布禁止の意向』を書き留めたことを確認する必要があります。また、その時だけのチラシの配布を拒否されたと勘違いされない為にも、『今後二度といかなる種類のチラシの投函もしないで欲しい』旨を伝えた方が良いです。

対策3:ポスティング会社/広告主にチラシ禁止の旨を伝える

投函されていたチラシ先に連絡をいれてチラシの投函禁止を伝えるのも効果的な対策の一つです。通常ポスティング業者は配布禁止先のリストを作成・管理しておりますので、直接電話で配布禁止の連絡を店舗やポスティング業者に行った場合はポスティング業者側は配布禁止リストに該当する物件を追加し、以降のチラシ投函を禁止するという流れとなりますのでチラシの投函禁止を行うには最も確実な方法の一つと言えます。

投函禁止リストについては殆どのポスティング業者で社内のスタッフ間で共有していますので住所さえ伝えれば以降のチラシ投函はまず止まるかと思います。以上ポスティングによるチラシ投函対策についてのご紹介となります。ご参考になれば幸いです。

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