
ポスティングでご依頼の際に『広告チラシは折る必要がありますか?』もしくは『折った方が広告チラシの効果が高いですか?』とのご質問をお受けする事があります。勿論、チラシを折ってご納品を頂くのは問題ありませんがチラシの折り代というのは意外と費用が高いので費用対効果が低下し、メリットよりもデメリットの方が大きくなる場合もあります。チラシに折りを付ける方が向いている3つのケースについてご紹介させて頂きます。
目次
ポスティングでチラシを折る必要があるサイズ
そもそもポスティング業者にチラシの配布を依頼する場合は、多くのポストではA4サイズまでのチラシであればそのまま投函できるケースが多いので、A4サイズ(一般的なコピー用紙のサイズ)までであれば折らずにご納品OKというケースが多いかと思います。ただ、ポスティング業者によってはA4サイズまでは折ってご納品、B5サイズより小さいものであれば折らずに納品可となっている場合もありますので事前に確認が必要です。
当然ながらポストのサイズも様々ですのでA4サイズのチラシそのままではポスティングできない小さなポストの場合も多々ありますので、その際は都度配布員が折って投函するというケースが多いです。配布のしやすさを考えればA4サイズでも折りを付けた方が良いですが、コストの事を考えれば折らないという選択になるかと思います。
広告チラシを折る料金はいくらかかる?
広告チラシのサイズがA4よりも大きな場合はポスティングを業者に依頼する際は半分以下に折る必要がある場合が殆どです。ポスティング業者で折りの対応をしている場合は折られていない状態でチラシを持ち込めばOKです。ポスティング業者で折りの対応ができない場合はチラシを印刷する際に印刷業者で折りを依頼する事もできます。
チラシを折る料金ですがチラシを半分に折る二つ折りの場合は依頼する枚数にもよりますがおおよそ0.5~1円程度かかります。仮にポスティング費用が@4.0円の場合は@4.0円+@1.0円=@5.0円となりますので、折りをつける事でポスティングコストが25%もアップとなります。
また、チラシサイズが大きくなりますと当然ながら印刷代もポスティング料金も高くなります。その分反響数が増えれば何の問題ありませんが、ただコストだけが膨らんでしまっているケースもありますのでどちらがより効果的なのかしっかりとABテストをしてみる必要があります。
因みにA4サイズとその2倍の大きさであるA3サイズで平均的なポスティングにかかる費用を比べると以下の通りとなり、その差はおおよそ1.6倍となります。
A4:@2.0円(印刷代)+@4.0円(ポスティング代)=@6.0円
A3:@4.0円(印刷代)+@1.0円(折り代)+@4.5円(ポスティング代)=@9.5円
チラシを折るのに向いている3パターン
チラシを折る場合は当然ながら料金が別途かかってきます。それを払ってでもメリットがあるかを検討する必要がありますがチラシを折るメリットがあるのは基本的に以下の3パターンとなります。
チラシに載せたい情報量が多くどうしてもA4サイズ以下に収まらない場合
スーパーなど商品の販売点数が多い場合や新築不動産販売等どうしても載せたい情報量が多くA4サイズ以下に収まらないケース(無理に収めると文字が小さくなり読みづらくなる場合)。こういった場合ではA3サイズ以上になってしまいそのままではポスティングができませんので折りが必要になります。
イベントなどでチラシで中身に興味を持ってもらいたい場合
殆どのポスティングチラシは折っていないという事もあり、折った方が目に留まりやすいなどのメリットもあります。また表面に大きなキャッチで『〇〇店オープン』『〇〇開催』『〇〇抽選会』『年末の〇〇』などと書かれているとチラシが折られている事で、チラシの中身が気になる心理的効果にもつながります。
但し、この効果も新規オープンやイベントごとなど一回こっきりでの際には効果が高いですが、定期的な集客の為のチラシであれば、通常は毎回チラシ内容が大きく変わる事もありませんので折る事でのメリットも無くなりコストだけが高くついてしまいます。
実際、定期的な集客ポスティングではA4サイズやB5サイズのチラシが多く利用されており(商品の情報量が多くチラシが大きくなってしまう業種を除く)基本的に折りが必要ありません。これは自宅に投函されているチラシを見て頂くと分かるかと思いますが大きいサイズのチラシ以外では折りは殆どないかと思います。
チラシを折る方が費用対効果が高ければ多くの折りチラシが投函されていてもよさそうですが現状そうなっていない事からもポスティングでの定期的な集客においてはチラシを大きくしたり折ったりするメリットは低い事がわかるかと思います。
自社でポスティングを行う場合
ポスティングを委託業者ではなく自社のスタッフで行う場合はチラシが折られている方が投函はしやすくなりますのでポスティングに余り普段慣れていない方でもスピーディーにポスティングができますので有効と言えます。
先ほども言いましたが小さ目のポストも多数あり、A4サイズのままですとポスティングできないケースも多々あり、その度に軽く折り目を付けて配布をしますので、折が付いている事でそのひと手間が省けますので配布するスピードも速くなります。
また、折りが無い場合はチラシとチラシがぴったりとくっついていますので指サックなどでしっかりと1枚ずつ取り分けながら配布しないといけませんが、折りが付いていればチラシが多少曲がっている分、チラシを1枚ずつ取る事がかなり簡単になります。
以上、ポスティングの際のチラシ折りのコストや必要性についてご紹介させて頂きました。
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