おすすめのチラシサイズは?

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初めてポスティングを行う際に迷われるのがチラシサイズではないでしょうか?どうせポスティングするならできるだけ目立って多くの情報が載せられるように大きなサイズが良いのか?また、チラシの厚みはどうなのか?ずっしり高級感があるようにある程度厚みのある紙質が良いのか?色々迷うところではあるかと思います。

ポスティングでのおすすめのチラシサイズ

勿論、業種や用途により変わりますが一般的にはB5サイズもしくはA4サイズが最もポスティングには適しているかと思います。

B5やA4サイズがポスティングにおすすめの理由はまず第一に費用です。例えばA4サイズの2倍の大きさのA3サイズですとおおよそ2.5倍程度の印刷費用がかかります。

また、ポスティングを行う際には通常どのポスティング業者でもA4サイズより大きいサイズの場合はそのままですと配布ができませんので『チラシを折る』必要があります。ですのでA3サイズですとA4以下になるように半分に折るという作業費用が別途かかります。

折り費用はおおよそ1円かかりますので仮にA4チラシの印刷を1枚2円とするとA3サイズの場合下記の通りA4チラシの約3倍の費用がかかります。

2円x2.5+1円=6円

また、A4サイズよりA3サイズの方が重さがありますのでポスティング費用もA4サイズより平均的に20%程度上がります。

A4・B5サイズのチラシをポスティングにおすすめする理由は費用だけではなく、もう一つあります。A4・B5サイズの2倍のサイズのA3・B4サイズまでであればまだ大丈夫なのですが例えばそれより大きなA2やB3サイズになりますと例えば折っても結構な厚みになります。

ポスティングするのがしんどい・・・ではありません。そうではなく、ポストに入らないもしくは無理やり入れる必要が出てきてしまうという事です。全ての世帯が十分に大きなサイズのポストであればよいのですが、小さなポストで且つ他にも郵便物などが入っているとチラシを入れるスペースは非常に限られてしまいます。

そこで無理くりポスティングをすると郵便物が取り出しにくくなったりもしくは他の郵便物が圧縮されてシワになったりする可能性もありクレームにつながる場合もあります。

分譲物件や家電など大きな写真もしくは多くの写真で詳しく掲載したい場合などのチラシは正直ポスティングには不向きでどちらかというと新聞などの折込チラシの方がおすすめと言えます。

おすすめのチラシの厚み

次におすすめのチラシの厚みですが厚みにつきましては印刷の際などは通常kgで表記されるのですがそれで申し上げますと90kgが最もおすすめの厚みと言えます。

因みに一般的なコピー用紙が約70kg、映画のパンフレットなどが約120kgとなります。90kgというとちょうどコピー用紙よりも少し厚みがある程度となります。

ではなぜ90kgがおすすめかと言いますと、こちらもやはりまずは費用です。70kgの方が薄いので安いと思うかもしれませんが(恐らく需要が最も多いからだと思われますが)一般的にはどの印刷会社さんでも90kgの方が印刷費用がおおよそ20%程度安い場合が多いです。

70kgよりもっと薄い50kg等になると90kgより安い場合もあるのですが手にした感触としても90kgは薄すぎず厚すぎず持ちやすい為、実際ポスティングチラシで最もよく使われる厚みとなっております。

また、費用の面だけでなくポスティングを行う際にはチラシを一枚ずつカバンなどから取ってポストに配布していくのですが投函口に雨除けのフタもよくあります。そこでチラシごと押し込む形となるのですがこの際、あまり薄いチラシですとどうしてもチラシが折れたりシワがつきやすくなります。

チラシを手に取った際に、折れ曲がったりシワが多いとどうしても読みづらさが出てしまいますのである程度厚みがありシワなども付きにく90kgがおすすめと言えます。

例外

これまで90kgでチラシサイズはB5かA4がポスティングにはおすすめと申し上げましたが勿論例外もあります。先ほど述べました分譲住宅などはA4サイズですとどうしても情報量として十分掲載できませんので実際ポスティングよりも新聞の折り込みで大きなチラシサイズで利用されるケースの方が多いです。

また、店舗来店型ではない業種である例えば引越しや遺品整理、買取などは営業エリアが広くできるだけ多くの方に周知する必要がありますので店舗来店型と比べて5~10倍程度のより多くのチラシをポスティングする場合が多いですので、できる限り費用を抑えるという点でチラシサイズはA4サイズの半分のA5やB6サイズという場合が圧倒的に多くなります。

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