
初めてポスティングを行う際に迷われるのがチラシサイズではないでしょうか?どうせポスティングするならできるだけ目立って多くの情報が載せられるように大きなサイズのチラシが良いのか?また、チラシの厚みはどうなのか?ずっしり高級感があるように、ある程度厚みのある紙質が良いのか?色々迷うところではあるかと思います。ポスティングでのおすすめのチラシサイズについてご紹介させて頂きます。
目次
ポスティングでのおすすめのチラシサイズ
業種や用途にも多少変わりますが結論から言いますとポスティング用のチラシにはB5サイズもしくはA4サイズが最も適していると言えます。実際ご依頼頂くチラシサイズもその殆どが同サイズで占められております。同サイズを選ぶうえでのメリットなどについてご紹介させて頂きます。
チラシサイズによるコストの違い
B5やA4サイズがポスティングにおすすめの理由はまず第一に費用です。例えばA4サイズ(一般的なコピー用紙のサイズ)の2倍の大きさのA3サイズですとおおよそ2倍以上の印刷費用がかかります。因みにプリントパックさんでの印刷料金価格はA4サイズの印刷料金は約@2.0円に対してA3サイズになると約@4.5円となります。1万世帯に配布するとなると印刷代だけで差額が2.5万円にもなります。
それだけではありません。ポスティングを行う際にはA4サイズより大きいサイズの場合はそのままですとチラシサイズが大きすぎてポストに入らず配布ができませんので『チラシを半分に折る』必要があります。A3サイズのチラシですと半分のA4サイズ以下になるように折ると当然ながら別途折り費用がかかります。
折り費用はおおよそ1枚につき約0.6円程度かかりますのでA3サイズの場合はA4サイズのチラシと比べると印刷代と折り代で約2.5倍の費用がかかります。仮に1万部の印刷であればA4サイズなら2万円のところ、A3サイズですと5万円となりかなり大きな違いとなります。チラシサイズを大きくすることで、1万部を配布して3万円分の差を埋められる程反響率が高まれば全く問題ありませんが、チラシを大きくするだけでそこまで反響率が高まる事はほぼありません。
また、印刷費用だけでなくポスティング費用やチラシのデザイン費用もA4サイズよりA3サイズの方が一般的には高くなります。その料金差はポスティング業者によってまちまちですがおおよそ平均的に20%程度上がります。
サイズの違いによるチラシの重さ
ポスティング業者にチラシの配布を委託するのであれば多少ポスティング料金が高くなることはありますが、チラシの重さについてはそこまで問題にはならないですが、もし自社のスタッフでポスティングをお考えであれば知っておいた方が良いかと思います。
チラシ1枚では殆ど重さを感じませんので『軽い』と認識しているかもしれませんが、1時間に200-300枚程度は配布しますので、仮に3時間ポスティングをするのであれば1000枚程度となります。
因みにA4サイズのチラシの1,000枚の重さは約7キロとなります。当然ですがA3サイズになりますと2倍のサイズとなりますので重さは約14キロ程となりますのでポスティング中に持って歩くのもかなり大変ですので数百枚持って配布し、チラシが無くなれば補充しに帰るというのをこまめに行う必要があり効率的な配布とは言えません。
ポスティング中の投函のしづらさ
A3やB4サイズまでのチラシであればポスティングするのにそれほど問題はないのですが、それより大きなA2やB3サイズのチラシになりますと費用の問題だけではなく、1枚あたりのチラシが結構な厚みになります(A2はA4サイズチラシの4枚分の厚みになります)。
チラシが重すぎてポスティングするのが大変なのもありますが、それ以上の問題があります。全てのポストがチラシを投函するのに十分大きなサイズであればよいのですが、小さなポストも沢山あり既にポストに郵便物などが入っているとチラシを入れるスペースは殆どありません。
そこで無理やり大きな厚みのあるチラシをポスティングをすると、他の郵便物が取り出しにくくなったりもしくは他の郵便物が圧縮されてシワになったり、もしくはポストの蓋が閉まらなくなったりする可能性があり、最終的に『なんで郵便物が一杯入っているのにチラシ入れるんじゃ~』というようなクレームにつながる場合もあります。
新築の分譲物件や家電など大きな写真もしくは多くの写真で詳しくチラシに掲載したい場合などはどうしてもチラシサイズは必然的に大きくなってしまうので、その様な場合はポスティングよりも新聞に挟み込んで配布を行う折込チラシの方がおすすめと言えます。実際ポスティングではA2サイズでのご依頼というのはごくごく稀です。
ポスティングでのおすすめのチラシの厚み
チラシの厚みについてのおすすめのですがチラシの厚みにつきましては通常kgで表記されます。一般的にポスティングで最もご利用頂いているチラシの厚みが90kgという厚みになります。
因みに一般的なコピー用紙の厚みが約70kg、映画のパンフレットなど多少厚めの紙で約120kgとなります。90kgというとちょうどコピー用紙よりも少し厚みがある程度で各家庭にポスティングされている多くチラシの一般的な厚みとなります。
なぜ90kgの厚みがおすすめかと言いますと、チラシのサイズと同じくやはりまずは費用です。70kgの方が薄いので安いと思うかもしれませんが一般的にはどの印刷会社さんでも薄い70kgよりも90kgの方が印刷費用がおおよそ20%程度安い場合が多いです。
70kgよりもっと薄い50kg等になると90kgよりも料金が安くなる場合もあるのですがチラシを手にした感触としてもすごくペラペラでいかにも安っぽくなってしまいます。厚みでいうとレジの時にもらうレシート位の厚みとなります。
また、費用の面だけでなくポスティングを行う際にはチラシを一枚ずつカバンなどから取ってポストに配布していくのですが50kgなど薄いチラシを投函する場合にはシワや折れがつきやすくやはりポスティングには余り向いているとは言えません。
チラシを手に取った際に、折れ曲がったりシワが多いとどうしても読みづらさが出てしまいますのである程度厚みがありシワなども付きにくく且つ料金も安い90kgがおすすめと言えます。
安く多く撒きたい時はA5やB6サイズがおすすめ
これまでチラシの厚みは90kgでチラシサイズはB5かA4がポスティングにはおすすめと申し上げましたが例外もあります。例えば引越しや遺品整理、買取業など店舗来店型ではない業種の場合は営業エリアが広く、できるだけ多くの方に周知する必要がありますので月に数10万部など多くのチラシをポスティングする場合が多いですので、できる限り印刷費用を抑えるという点でチラシサイズはA4サイズの半分のA5やもう一回り小さいB6サイズという場合が圧倒的に多くなります。因みにB6サイズですとA4サイズの印刷単価@2.0円に対して@1.2円となり40%も印刷料金が安くなります。
以上、ポスティングでのおすすめのチラシサイズについてのご紹介となります。
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