ポスティングのお見積りは基本的に、配布を依頼するチラシの部数と、チラシのサイズ及び配布するエリアの3つで決まります。チラシのサイズは小さいほど安く、配布するエリアは住宅密集地ほど安くなります。チラシのご依頼部数は多くても少なくても同じという場合と多いほど安くなる場合があります。また、ポスティング業者によっても料金は1.5倍程度変わってくる場合もあります。
目次
ポスティングのお見積りで料金に影響する3つ
ポスティングのお見積りではチラシのサイズ・配布するエリア・依頼する部数の3つで料金が異なってきます。それぞれ詳しく見ていきましょう。
チラシのサイズ
チラシのサイズは小さい程安いですが余り小さすぎてもチラシの受け手が見づらくなってしまいますので、一般的にはB5サイズかA4サイズが多くなります。気を付けなければいけないのはB4以上のサイズになるとポストにそのままでは入らずポスティングが行えませんので半分に折る必要があります。単純な事ですが折り代が発生しこれが結構なコストとなりますので一気に見積り金額が高くなってしまいますので注意が必要です。
⇒チラシの折りの必要性については『ポスティングでチラシを折るのに向いている3パターン』をご参考下さい。
チラシの部数とエリア
一般的には店舗に近いほどチラシの反響は高くなり逆に店舗から離れていってしまうと反響はどんどん低くなってしまいますのでポスティングを行う場合は店舗の周辺エリアに配布する事が殆どです。仮に配布したいエリアはＡ町Ｂ町Ｃ町で決まっているが配布できる部数が分からない場合はポスティング会社がリストを持っているのでそれで計算して配布部数を割り出します。
ここで注意が必要なのはポスティングの配布部数は各ポスティング業者が世帯数ｘ〇％と決めておりそのパーセンテージは各社で結構開きがあります（低くて60％、高くて90％位が多い）。例えば先ほど述べたＡBC町に合計で1000世帯ある場合はＡ社では600枚配布、Ｂ社では700枚、C社では800枚などという具合でポスティング業者によって配布する密度が異なります。より密度の濃い配布（店舗周辺のできるだけ多くの世帯に漏れなく配布したい）を希望するならばC社を選択する必要があります。同設定％はHPなどに記載されている場合が多く、記載されていない場合でもお見積りの際に聞けば教えてもらえるので確認しましょう。あくまで一般的には全国対応の方が密度が低く、地元のポスティング会社の方が密度が高い傾向にあります。
⇒詳しくは『こんなに違うの？全国対応と地元ポスティング会社の料金差』をご参考下さい。
地図から配布したいエリアを選ぶだけでお見積り
最近ではポスティングのお見積りの際は配布をしたいエリアを町名で選ぶだけで簡単に料金がわかる見積りシミュレーションを導入しているケースも多く見受けられます。チラシサイズを選択して配布したい町名をクリックしていけば料金がわかりますので店舗からどの距離までならいくらかかるかがスグにわかります。弊社でもこちらのお見積りシミュレーションより大阪の一部エリア（水色のエリアが配布可能エリア）となりますが対応しておりますのでよろしければご利用下さい。因みに弊社では世帯数ｘ85％が配布可能部数となっております。
ポスティングお見積り時に確認するべき点3つ
ポスティングのお見積りを得た際に料金を確認するのは勿論ですがそれ以外に以下の3点はしっかりと確認する事をお勧めします。
配布対象
ポスティング会社によって住宅のみに配布している場合や企業も含めて配布している場合など様々でポお見積りにも明記されていない場合があります。仮に御社が工業地にある飲食店であれば当然ランチ時の集客というのをターゲットにしているかと思いますが、依頼したポスティング会社の配布対象物件が住宅のみの場合は効果が低くなってしまいますので対象物件はしっかりと確認する必要があります。
配布率
先ほども述べましたがポスティング会社によって配布率もかなり異なってきます。仮に御社が小学生対象の学習塾であれば店舗周辺が最重要ターゲットエリアとなるかと思います。ターゲットエリアの世帯数が5000世帯の場合極力全ての世帯にアプローチをしたいはずですが実際には60～90％の配布率になりポスティング業者によりマチマチです（配布禁止のマンションや戸建てもありますので配布率100％というのはありえません）。お見積りにも明記されていない事が殆どですので確認する事をお勧めします。
配布報告
最後は配布のご報告です。ポスティングのお見積り時にご説明される場合もあるかもしれませんがポスティング業者によってこちらもマチマチとなります。仮に1万部の配布で1週間の配布期間の場合に配布開始日と終了日のみの報告なのか、配布期間中も逐一報告が入るのかも気になるところです。特に配布依頼部数が多く配布期間が1か月など長期になるケースなどであれば尚更進捗が気になるかと思います。
以上、ポスティングのお見積りについてのご紹介でした。
