自転車でポスティングはあまりお勧めできない2つの理由

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ポスティングはかなり体力が必要な作業と言えますのでどうせやるのであれば少しでも楽で効率的にやりたいものです。そこで歩いてポスティングをするよりも自転車で配布をする方が体力的にも楽そうだし早く配布できるのでは?と思われるかもしれませんが残念ながら色々と難しい面も多くあり個人的にはあまりお勧めできません。その2つの理由についてご紹介したいと思います。

自転車でポスティングをするのが難しい理由2点

自転車でポスティングをしようと試みる場合、通常以下の2点がネックになってきます。勿論、条件次第(エリアや枚数)で配布ができなくもありません。詳しくご紹介したいと思います。

乗り降りが多く歩くより時間がかかる

自転車のかごにチラシを載せて配布するには不安定

乗り降りが多く歩くより時間がかかる

ポスティングはお客様からの配布ご依頼で、戸建てのみの配布やマンションのみの配布などの指定がない限り、基本的には全ての世帯(マンション・戸建て・長屋)へポスティングする必要があります。1軒1軒が離れているようなかなり郊外のエリアであれば移動時間の短縮のために自転車でのポスティングは有効と言えますが、住宅が隣り合っているようなエリアであれば移動は歩いた方が早く、自転車で移動するメリットは殆どありません。

ポストが道路沿いに設置されており自転車に乗ったままでチラシのポスティングができれば乗り降りする必要がありませんので効率的ですが実際にはポストが道路に面しておらず家の奥にあるケースも多いので自転車に乗ったままではポストに届かない場合の方が圧倒的に多いです。

その場合は当然ながら自転車を一旦停めてから配布をする必要がありますが、基本的に自転車を停める為のスタンドが後輪に付いてありますので都度自転車を持ち上げて停めての繰り返しとなりますのでものすごく手間がかかります。『郵便局などは自転車で配達しているぞ!』と思われるかもしれませんが、郵便局員さんはチラシのポスティングのように全ての世帯に配布するのではなく郵便物のある一部の世帯のみへの配布となりますので多少の移動が伴います。ポスティングは全ての世帯への配布となりますので乗り降りの回数は郵便局員さんよりももっと多くなります。

また、郵便では基本的にバイクを利用する方が多く、バイクであればサイドスタンドを下ろすだけで停める事ができますが自転車は先ほど述べた通り停めるのに自転車を持ち上げる必要がありますのでその動作だけでも体力と時間を要します。

⇒バイクでの配布については『バイクでポスティングのメリット・デメリット』にて詳しく述べておりますのでご参考下さい。

チラシを載せて配布するには不安定

チラシは思っているよりも相当重いです。ポスティングで1日中配布する場合、2000軒程度配布するかと思いますが一般的なA4サイズのチラシ2000部ですと重さが約13キロとなります。仮に塾と不動産のチラシなど2種類のチラシを一緒に配布する場合などは2倍の約26キロとなります。

10キロの米袋を2つ以上自転車に載せて配布するというのは非常に不安定ですし、上述した通り何度も乗り降りが必要ですのでその状態で自転車を停める必要があります。自転車を持ち上げるのも大変ですし少しでもバランスを崩すと倒れてしまうのが容易に想像できるかと思います。

自転車でもポスティングが行えるケース

上記の通り、自転車でポスティングはできない事もありませんが一般的には楽とは言えない事がお判りいただけたかと思います。但し、以下の条件であれば自転車でポスティングする事が可能です。

マンションのみ配布

お客様からのご指定でマンションのみの配布の場合や戸建てが殆どないような市街地のエリアであれば乗り降りする回数も非常にするなくなり、マンションからマンションへの移動手段として利用する事が可能です。勿論、マンションでの配布中には駐輪する必要がありますので自転車が不安定である事は変わりませんので倒れない場所に駐輪するよう十分に注意する必要があります。

少部数の配布のみ

一日中ポスティングをするわけではなく1-2時間程度数百部を配布するという事であればチラシの重さも大したことはありませんので自転車のカゴに入れてもさほど不安定になりませんので配布に自転車を利用する事は可能です。ただ、市街地のマンションエリアや逆に一軒一軒が離れているような郊外地でない限り乗り降りの回数はそれなりにありますので大変である事は変わりません。

移動および保管として

基本的にポスティングで自転車を利用するのは配布するエリアまでの移動及びチラシの保管というのが最も有効と考えます。例えば自宅から配布する予定のA町まで等、配布する目的エリアまで自転車で移動し、A町周辺の近くの公園などに自転車を停めてそこから歩いて配布するという移動手段としてや、全てのチラシを持って歩くには体力的にきついですので持てる範囲の少部数のチラシのみを持って配布し、無くなれば自転車にチラシの補充をしに戻るという具合にチラシの保管場所として利用すれば持ち運ぶチラシの量を軽減できますので有効的です。

⇒歩いての配布について詳しくは『徒歩でポスティングする際のコツ』をご参考下さい。

以上、自転車でのポスティングについてのご紹介でした。

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