子連れでのポスティングは可能?少々難しい3つの理由

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求人のお申込みで『子供を連れてのポスティングでも良いですか?』とのご質問をお伺いする事も時々あります。また実際に配布をしてみて頂いた事も何度かあるのですが結論から言いますと継続してポスティング業務を継続されるケースというのはほぼ無いというのが正直なところです。勿論、不可能ではないのですが実際にポスティング業務をやってみると中々難しい面が多く見えてくるのが実情です。子連れでポスティングを継続するのに困難な点が主に3つありますのでご紹介させて頂きます。

子連れでのポスティングが難しい理由

ポスティングは基本的に地図さえ読めて歩く事が苦でなければ老若男女問わず作業は行う事が可能です。実際、弊社でも男女比率は男性6割で女性は4割ほどと男女比率もほぼ変わらず年齢も上は70代の方までいらっしゃいます。

勿論、子連れだからダメという事は全くなく実際に過去に何名かご希望者の方に配布をして頂いた事もあるのですが結論から申し上げますと非常に難しい面が多く、子連れの方でポスティング業務を続けて頂けた事は無い(1度で辞められる)というのが正直なところです。特に難しい面というのはおおよそ以下の3点が挙げられます。

①子供が泣いたり一緒に歩くのに飽きてしまう場合がある

②チラシが重い

③ポスティング中に子供から離れないと配布できない場合がある

泣いたり飽きてしまう場合がある

ポスティング中にずっと子供が黙って付いてきてくれる、もしくはベビーカーで寝ていてくれるのであれば良いですがやはりせいぜい1時間程度で飽きてくるかと思います。仮に1日1時間のポスティングであれば10日で10時間、1か月で30時間となります。

通常、ポスティングで配布できる枚数は1時間で300枚程度となりますので30時間ですと9,000枚ほどとなります。ただ、子連れでの配布となるとどうしても1人で配布するより時間を要しますので2~3倍近い時間が必要になります。仮に1か月4千枚配布した場合ですと収入としてはおおよそ15,000円ほどとなります。

またポスティングの配布期間が丸々1か月ある場合は良いのですが配布期間が1~2週間というケースもありますので配布期間がマッチした案件が多いかどうかも事前にポスティング会社と確認する必要があります。

チラシが重い

配布物によりますが、ポスティングで最も一般的なA4サイズのチラシであれば1,000枚で約7キロですので1時間で配布できる分だけを持っていけば大した重さにはなりませんが、冊子やコミュニティ紙などの場合であればページ数も多く、かなり大きな紙面のものもありますので1000枚で30キロ以上となる場合もあります。このため、子連れでポスティングするには難しさがあります。配布するものの重さやサイズなどについても事前にポスティング業者に確認しておく必要があります。チラシの重さについて詳しくは『ポスティングでのチラシは想像を絶する重さ』をご参考下さい。

子供から離れないと配布できない場合がある

子連れでのポスティングの最大のネックになるのがチラシを配布する際に子供から離れる必要性が出てくるという事です。郵便屋さんをイメージしてもらうと分かりやすいと思うのですが常にバイクから乗り降りして配達されていると思います。ポストは道路に面していない場合も多く、ポストが自宅の車の裏や段差の上など入り組んだ場所にある場合も多くなります。

子供をベビーカーに載せてポスティングを行う場合は、ベビーカーが通れなかったり段差を持ち上げたりする必要もある為、一時的にでもそこから離れてポストまで配布しに行く必要があります。特にマンションなどは階段があったり共同ポストが置いているスペース自体が広くない場合もある為、子供から離れて、場合によってはポストから死角になって目が届かない場所まで行って配布をしなくてはいけない場合も出てくるので難しさがあります。また、マンションの場合はポスト自体が非常に見つかりにくい場所にある場合もありますのでマンションの敷地内を右往左往しなければならない場合も出てきます。詳しくは『どこ?本当に困ったマンションのポスト探し』をご参考下さい。

ポスティングでは1時間の配布でも数キロ程度は歩く事になり、またそれに合わせてチラシの重量も考えると抱っこ紐でポスティングという事も中々難しさが出てきますので子供連れでのポスティングはお勧めしづらいというのが理由となります。

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