御社には向いてない可能性も!ポスティングのメリットとデメリット

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ポスティングは全ての業種の新規集客に向いてます!と言いたいところですが残念ながらメリットもあればデメリットと言いますか業種や求めるものによって他の集客方法に劣る場合も多々あります。どういった場合にポスティングが優れており、逆にどのような場合には他の集客方法が勝るのかについて忖度なしで率直に述べていきたいと思います。

ポスティングのデメリット

まずはポスティングでのデメリットについて見ていきたいと思います。実際ポスティングも業種によっては他の集客方法と比べて劣っている面も当然ながら幾つもあります。御社の集客方法にマッチしたやりかたを見つけて頂く為にも、他集客方法と比べながらご紹介していきます。

ターゲットとする年代の絞り込みが難しい

ポスティングは通常、配布したいと思うエリアを町名などでご指定頂きます。基本的には指定頂いたエリアの全ての世帯に満遍なくアプローチするというのが得意な反面、もし御社のターゲットが10代だけや逆に60代70代などシルバー世代などのみといった場合はポスティングでは年代の絞り込みが難しく集客方法としてはデメリットと言えます。

例えば健康食品などの集客で、出来る限りご年配の方に重点的にアプローチしたい!となった場合にもポスティングでは基本的に全ての世代が対象となってしまいます。当然ながら全エリアにポスティングをするとターゲットとしていない層にもチラシを配布する事になりますのでその分の配布コストは無駄となり費用対効果が落ちてしまいます。

このような場合は例えば新聞は圧倒的に購読者にご年配の方が多いですので50代以上をターゲットとしてる商品の集客であれば新聞の折込チラシの方がメリットがあると言えます。

一方で例えば小中学生を対象とした学習塾の場合は10代にアプローチした方が良いというよりも親世代も含めてのアプローチが必要となりますのでポスティングは有効と言えます。

クレームが発生する可能性がある

続いてのポスティングでのデメリットは『クレームが発生する可能性がある』です。ポスティングはお客様からお預かりしたチラシを各家庭に届けるサービスとなります。ただ、ポスティングを受け取る側から許可を得たわけではなく、こちらから一方的にアプローチをかけていますので場合によっては『頼んでもないチラシを勝手に入れるな』とクレームにつながる可能性があります。

一方で新聞折込であれば基本的にお客様よりお届けのご希望頂いている『新聞』の間に挟み込んでいるものとなりますのでクレームにつながる事はまずありません。また、ネット広告やテレビコマーシャルなども受け手が希望して表示しているものではないにしろ広告を非表示やスキップする事も可能ですのでやはりクレームになる事はまずありません。

ポスティングでもチラシ不要なお客様はポストに『チラシ不要』と明記して頂いているケースもあるのですが、明記をしていなくてもチラシが投函されていれば不満に思い、クレームにつながってしまう場合もあります。

口コミにつながりにくい

ホームページで集客を行えばネットに掲載する事でグーグルなどの口コミなどからお客様の評判を得て新規顧客の獲得につながる事もありますが、ポスティングにはそれがありません。勿論、チラシにお客様からの声を掲載する事は可能ですがそれはホームページでの集客の場合でも可能ですのでお客様主体で書いてくれた口コミ¥という意味ではポスティングでは期待できません。

ただ、当然ですが口コミはメリットばかりでは無くサービス・商品に不満足があったお客様からは悪い口コミが入る可能性もあり、集客活動にデメリットとなる事もあります。

集客活動に時間がかかる

ポスティングにおける集客活動の最も大きなデメリットの一つがアプローチに時間がかかる事です。例えば週末に何かイベントを企画したとしてイベント日に間に合うように3-4日以内に大阪全域にポスティングをしたい!となっても恐らく対応できるポスティング業者は無いかと思います。

基本的にポスティング業者は数十~100人程度でのスタッフの場合が多く、どうしても配布にはマンパワーが要ります。大阪府全域ではなく一つの市区のみの配布で10万部程度のポスティングであれば数日で配布可能な業者もあるかと思いますが大阪全域で100万部を超えるような範囲にアプローチするとなると少なくともどれだけ早く配布できるポスティング会社でも数週間が必要となってきます。

このような、急ぎで広範囲の集客活動をご希望の場合は新聞折込は有効です。新聞折込はあくまで新聞が主体ですのでチラシ準備さえ整えば配布したい日に1日で大阪のみは勿論、日本全国へアプローチする事も可能となります。ただ、新聞折込のデメリットでもあるのですが、新聞の購読世帯率は約25%程度となりますので100世帯あってもその内の約25世帯にしかアプローチする事ができません。とはいえ、広く薄くで良いのでとにかく急ぎでアプローチしたい場合は有効な手段と言えます。

また、テレビコマーシャルやグーグル広告もしくはyoutubeなどのネット広告も即座に日本全国へアプローチする事が可能な点では新聞広告と同じになります。

ポスティングのメリット

デメリットにて色々悪い面を明記しましたが、勿論ポスティングにもメリットも沢山ありますので、どのようなケースでその集客活動方法が発揮されるのかを見ていきたいと思います。

重点エリアへのアプローチする力

集客におけるポスティングの最大のメリットの一つは重点エリアへアプローチする力です。一般的に来店型のお店を運営する場合、お店から離れるほど集客力は落ちていきますので重点エリアというのは業種にもよりますがお店から徒歩や自転車で10~20分など店舗から半径〇mのエリア内になります。

例えばお店から半径500mのエリアを重点エリアとした場合、そのエリアから新規客を作る場合にポスティングは他のどの集客方法よりも最も漏れなくアプローチをする事が可能です。

ポスティングは各世帯へチラシを投函していきますがそのカバー率は配布禁止のマンションなどを除いておおよそ80%となります。一方で新聞折込の場合は新聞を購読している世帯へのみのアプローチとなります。年々新聞の購読率は低下しており、現在約25%と言われておりますので新聞折込のカバー率は25%となり重点エリアにある世帯の約75%にはアプローチができない結果となります。

また、ホームページの場合はネット環境さえあれば誰でもどこからでもお店のホームページを見ることができますのでカバー率はほぼ100%と言えます。

集客を積極的に行う事ができる

ポスティングでの集客のメリットの一つに『待ちの営業』ではなくより積極的な『攻めの営業』が行える点があります。

ホームページや看板、雑誌の広告などはお客様がお店のホームページを見に来てくれるのを待ったり、雑誌の広告なども興味を持って手に取ってもらうというお客様自ら行動をお越して集客につながる必要があるため『待ちの営業』となりますが、ポスティングや新聞折込などはお客様が居る場所へこちらから出向いて情報を届けに行く形となりますので『攻めの営業』となります。

お客さんも現状十分で1年通してゆっくりと定期的に集客ができれば良いという事であれば『待ちの営業』でも構わないかと思いますが、例えばこの春の春期講習の新規生徒の募集や新規オープンのチラシ、もしくは競合他社が近隣に多く他社よりも積極的にアプローチを行いたい場合などはポスティングは向いています。

ゼロからでも始めやすい

チラシでの集客方法であるポスティングと新聞折込は始めてみやすいというメリットがあります。以前はチラシ作りというと専門の会社に依頼する必要がありましたが現在はチラシ作りの無料テンプレートもネット上にあふれておりますので多少パソコンが使えるのであればパワーポイントなどもで簡単に自分で作成する事が可能です。

ホームページも最近では特別な知識がなくても制作が可能なワードプレスなどもありますので自作する事は以前と比べると大分容易にはなりましたがやはりチラシの作成と比べるとハードルは高いといえます。

ポスティングと他集客方法との比較

以上がポスティングでの集客方法におけるメリット及びデメリットについてご紹介をさせて頂きました。上記をまとめるとおおよそ下記のような感じとなります。

ホームページは超重要なツールである事は間違いないですが集客方法というよりもネット上におけるその店そのものという面があります。外からではその店を見ようにもどんな店かはわかりませんので来店前にどういったお店なのかを知ってもらえる為のツールと言えます。実際ポスティングをしてもチラシだけでの内容では十分ではないのでホームページを検索してより深く店の内容を確認するという流れが顕著です。ポスティングとホームページは競合する集客方法ではなくお互いを補完するものと言った方が正確と言えます。

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