ポスティングのメリットとデメリット

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ポスティングは新規集客にとっても良い方法の一つですが、やはりメリットもあればデメリットと言いますか他の集客方法には劣る場合もあります。どういった場合にポスティングが優れており、逆にどのような場合には他の集客方法が勝るのかについて述べていきたいと思います。

ポスティングのメリット

店舗運営の場合に新規顧客集客の方法というとポスティングの他、ホームページ、新聞折込などが主に比較対象になる事が多いです。今回はこの3パターンで比べた場合にメリットとデメリットについて見ていきたいと思います。

重点エリアへのアプローチ

集客におけるポスティングの最大のメリットの一つは重点エリアへアプローチする力です。一般的に来店型のお店を運営する場合、お店から離れるほど集客力というのは落ちていきますので重点エリアというのは業種にもよりますがお店から徒歩で〇mや自転車で〇mなど半径〇mのエリア内になります。

例えばお店から半径500mのエリアを重点エリアとする場合、そのエリアから新規客を作る場合にポスティングが最も漏れなくアプローチをする事が可能です。

ポスティングは各世帯へチラシを投函していきますがそのカバー率は配布禁止マンションなどを除いておおよそ80%となります。一方で新聞折込の場合は新聞を購読している世帯へのみのアプローチとなります。年々新聞の購読率は低下しており現在約25%と言われておりますので新聞折込のカバー率は25%となり重点エリアの約75%にはアプローチができない結果となります。

最後にホームページですが、ホームページはネット環境さえあれば誰でもどこからでも見ることができますのでカバー率はほぼ100%と言えます。ただ、プッシュ型のアプローチ『積極的な営業』ではなく重点エリアに住んでいる方がホームページを探すなど自ら行動を起こしてもらえないと集客にはつながりませんのでプル型のアプローチ『待ちの営業』となります。

ゼロからでも始めやすい

チラシでの集客方法であるポスティングと新聞折込はホームページと比較すると始めてみやすいというメリットがあります。以前はチラシ作りというと専門の会社に依頼する必要がありましたが現在はチラシ作りの無料テンプレートもネット上にあふれておりますので多少パソコンが使えるのであればパワーポイントなどもで作成する事が可能です。

ホームページも最近では特別な知識がなくても制作が可能なワードプレスなどもありますので自作する事は以前と比べると大分容易にはなりましたがやはりチラシの作成と比べるとハードルは高いといえます。

ポスティングのデメリット

次にポスティングでのデメリットについても見ていきたいと思います。実際ポスティングも業種によっては集客方法として足らない面も幾つかあります。詳しくご紹介していきます。

ターゲットの絞り込みが難しい

ポスティングは指定したエリアの全ての世代に満遍なくアプローチするというのが得意な反面、10代だけにアプローチするなど世代を絞り込むというのが難しいのがデメリットと言えます。

例えば健康食品などの集客できればご年配の方に重点的にアプローチしたい!となった場合にもポスティングでは基本的に全ての世代が対象となってしまいます。当然ながら全エリアにポスティングをするとターゲットとしていない層にも配布する事になりますのでその分の配布コストは無駄となり費用対効果が落ちてしまいます。

一方で新聞は圧倒的に購読者にご年配の方が多いですので50代以上をターゲットとしてる商品の集客であれば新聞折込チラシの方がメリットがあると言えます。

最後にホームページですがホームページもグーグル広告など別途広告料金を払う形でのオプション広告では年代絞り込みは可能ではありますがホームぺージ自体は全ての年代に見られるものですのでポスティングと同じと言えます。

口コミにつながりにくい

ホームページであればネットに掲載する事でグーグルなどの口コミからお客様の評判を得て新規集客獲得につながる事もありますが、ポスティングと新聞広告にはそれがありません。勿論、チラシにお客様からの声を掲載する事は可能ですがそれはホームページでも可能ですので純粋なお客様主体で書いてくれた口コミという意味ではネットだからこそのメリットと言えます。

当然ですが口コミはメリットばかりでは無くサービス・商品に不満足であったお客様からは悪い口コミが入る可能性もあり、集客活動にデメリットとなる事もあります。

アプローチが行きわたるのに時間がかかる

ポスティングにおける集客活動の最も大きなデメリットの一つがアプローチに時間がかかる事です。例えば週末に何かイベントを企画したとして週末に間に合うように3-4日以内に大阪全域にポスティングをしたい!となっても恐らく対応できるポスティング業者は無いかと思います。

基本的にポスティング業者は数十~100人程度でスタッフの場合が多くどうしても配布にはマンパワーが要ります。一つの市区のみの配布で10万部程度であれば数日で配布可能なケースもあるかと思いますが大阪全域など100万部を超えるような範囲にアプローチするとなると少なくともどれだけ早く配布できるポスティング会社でも数週間が必要となってきます。

一方で新聞折込はあくまで新聞が主体ですのでチラシの持ち込み準備さえ整えば日本全国1日で配布したいエリア全域にアプローチが可能となります。ただ、上述しました通り世帯カバー率が約25%となりますので広く薄くのアプローチとなります。

最後にホームページですが、こちらはホームページ内の内容を変えるだけで一瞬で全世界へアプローチする事が可能になります。

ポスティングと新聞折込・HPの比較表

以上がポスティングと新聞折込、ホームページの集客におけるメリット及びデメリットとなります。上記をまとめるとおおよそ下記のような感じとなります。

ホームページは超重要なツールである事は間違いないですが集客方法というよりもその店そのものという面があります。外からその店を見ようにもどんな店かはわかりませんので来店前にどういったお店なのかを知ってもらえる為のツールと言えます。実際ポスティングをしてもチラシだけでの内容では十分ではないのでホームページを検索してより深く店の内容を確認するという流れが顕著です。ポスティングとホームページは競合する集客ツールではなくお互いを補完するものと言った方が正確と言えます。

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