どこに注意すべき?飲食店でポスティングをはじめよう

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ポスティングでは様々な業種のチラシを配布させて頂きますが飲食店でもポスティングはよくご利用頂きます。特に飲食店では店舗周辺の徒歩や自転車圏内エリアが商圏という場合が多く、同エリアにお住まいの方々の隅々にまでアプローチができるのがポスティングの最大のメリットとなりますので飲食店の集客方法としてポスティングは大変有効となります。

なぜ飲食店での集客にポスティングが向いているのか?

飲食店さん向けに予約サイトなどの開発を行っているTORETAが500名以上の20代男女に行ったアンケートで『外食する飲食店を選ぶ際に重要視している事は何ですか?』という質問の結果は、第一位が料理等の価格、第二位が料理の種類(好み)、そして第三位が立地が行きやすいです。因みに第四位はメニューの豊富さ、第五位が店内の雰囲気でした。

お店から家や職場が近いというのはそれだけで選ばれる上位のポイントとなり得るので、実際飲食店さんからポスティングのご依頼がある場合は殆どが店舗周辺への配布ご依頼となります。やはり店舗から遠くなるほど、第三位の『行きやすさ』から外れてしまいますのでこのメリットは大いに活用する必要があります。

また、第一位や第二位の料理の価格や種類もしくは第四位や五位の内容も当然ポスティングする予定のチラシに写真で掲載する事が可能ですので、店に行きやすいエリアに飲食店を選ぶ際に重要視しているポイントを全て網羅したチラシを集客方法としてアプローチできるというのがポスティングを飲食店で利用するメリットとなります。

飲食店でポスティングを行う際の準備

飲食業でポスティングを行う場合にまずは準備段階で、チラシ作り、チラシの配布エリア選び、ポスティング業者選びの3つが重要になってきます。高い費用をかければその分比例して反響が2倍にも3倍にもなれば良いですが中々そういうワケにもいきません(だからこそ小資本のお店でも勝ちに行けるというメリットもでもありますが)。

特に飲食店は他のどの業種よりも競合他社が多くなりますので一度来店頂いたとしても、他店に浮気されてしまう事もしばしばあります。ですので年に数回定期的にポスティングを行っていく事で新規客やリピーターを呼び戻す効果が高まります。その為にもできる限りそれぞれでのコストを抑える事が重要となります。

飲食業のポスティングチラシ作り

ポスティングを行う上でまずはチラシを作る必要があります。チラシ作りというとかなり専門知識とセンスが必要で中々素人では難しいと思うかもしれませんが今はチラシに掲載したい商品の画像や言葉の入れ替えだけで自社のチラシを作成できる無料のテンプレート(チラシの下地)も多数ネット上で出回っているのでそれらを使えば多少のパソコンスキルさえあれば自分で作成する事が可能です。

テンプレートは無料で利用できるものも多く、飲食系のテンプレートも多くありまたワードやパワーポイントといった専門知識が無くても比較的扱いやすいソフトで提供されているものが殆どです。実際、弊社でもポスティングのご依頼を頂くチラシを見ていると無料のテンプレートを利用して自社でチラシを作っているなというお客様も多数見受けられます(フォーマットがある程度似ているので知っている人が見ればわかります)。

一昔前ならチラシを作るのにはデザイン会社に依頼するか自社で専門知識のある人材を雇う必要がありましたが、無料テンプレートを利用すれば自社での完結が非常に容易に行えます。これによりポスティングをスタートする際にも、チラシ作成の費用や納期なども大幅に抑える事が可能になりました。特にチラシは時々メニュー内容や料金など修正する必要も出てきますので自社で完結できた方が非常に便利です。

ただ、チラシを作成する際には上述しました通り、料理の価格や種類、店の雰囲気と言った来店を促せるポイントをしっかりと抑える必要があります。特に飲食店に言えることですがチラシに掲載する料理の写真はできる限りこだわって撮る事が必要となります。飲食業でのポスティングの反響率はチラシでいかに『おいしそう(食べてみたい)料理』である事が伝わるかどうかですので、写真が重要となります。

上述した飲食店のテンプレートとしてはバズフードさんが色々な種類の原稿も多いので参考になるかと思います。その他にも『おすすめ無料チラシ作りテンプレート集』にて無料テンプレートをまとめておりますので自社にあったものを探してみてください。

配布するエリアを決めよう

大阪府岬町の統計地図

チラシの作成が出来上がりましたら、次に実際にポスティングを行うエリア決めです。こちらもアンケートの通り店への通いやすさというのが必須となります。

飲食の場合は基本的に店舗に来店してもらう必要がありますので店舗からの距離を重視してエリア決めを行うのがベストです。通常飲食店ですと店舗の周辺数千~1万世帯位をターゲットエリアとして絞り込んでいるケースが大半となります。

飲食にかかわらず塾やフィットネスジムや物販、各種教室など来店型店舗運営の場合は店舗からの距離が離れてしまうと反響率が落ちてしまいまう傾向にありますので距離は重要となります。

勿論、距離が離れても電車などでアクセスが良く電車での来店も多いという飲食店もあるかと思いますが、そう言った場合での集客はやはりネット広告の方が有効と言えます。というのも広範囲にポスティングで集客する事自体は可能ですが店から離れるほど無駄打ちのチラシも多くなってしまいますので費用対効果が低くなってしまいます。

また、店舗周辺に住宅が少なく徒歩や自転車ではなく車で来店する方が多いといったような場合や高級料理店などでターゲットとなる年齢層が限られている場合は距離よりもターゲット層が住んでいるエリアに重点を置く方が効果的な場合もあります。

この際にどこにターゲットとする年齢層が多く住んでいるのかを見てわかりやすく理解できるのが上の図にあります統計地図となります。ターゲットとする年齢層が多く住んでいる地域が赤色、少ないエリアが青色という具合で地図で表記されますのでターゲットの絞り込みなどに優れています。同サイトは政府が無料で提供しているサイトとなりますので利用しない手はありません。詳しくは『ターゲット層を絞ってポスティング』をご参考下さい。

依頼するポスティング業者選びの注意点

最後にポスティング業者を選ぶ際の注意点ですが、もし立地店舗の周辺が工業地帯や商業地帯でビジネスマンをターゲットとしている場合などは特に注意が必要です。というのもポスティング業者によっては住宅のみを配布対象としており企業や店舗には投函していない(配布対象外)場合も多々ありますので折角依頼をしても期待をしていた会社員の昼食の利用客の反響が非常に低い結果になる可能性があります。依頼するポスティング業者が店舗や会社にも配布してくれる業者なのかどうかを確認する必要があります。

また、ポスティングは業者によって配布の料金は勿論、対応も大きく異なります。これから継続的に集客目的でポスティングを利用しようとお考えであれば、とありあえず最初は依頼する業者を1社に絞らずに2社か3社にチラシを分けてご依頼する事をお勧めします(1万部配布するのであれば3千部ずつなど)。その中で、反響や料金や対応が良いと思える業者がいれば次回から1社に絞るのがより安全で確実です。

以上、飲食店でのポスティングを始める際のご紹介でした。多くの飲食店のチラシを見たことがあるかと思います。しっかりと計画立てて(費用を抑えて)ポスティングを行えばしっかりと効果も期待ができます。是非ともチャレンジしてみて下さい。

地図から配布したい町名を選ぶだけでポスティング料金・配布部数が簡単にわかるお見積りシミュレーションはこちら(大阪中南部エリア)。

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